こんにちは、zukacotoです。
今日は95期についての話題です。先日、あーさ(朝美絢)の東上主演が決まったことで色々とまた力関係が変わってきたなと思いまして。
この機会に2021年1月現在での95期のパワーバランスを一度整理しておこうかなと。
もしご興味あればお付き合いください。それではスタート!
95期の主演経験等を振り返る
95期のパワーバランスを考える上で、現時点での主演経験を振り返ってみたいと思います。比較対象として既にトップスターに就任したお二人についてもまとめておきます。
主演経験まとめ
まずは皆さんの新人公演・バウホール公演・東上公演・全国ツアーの主演回数をまとめてみました。
いつもの如く、ワークショップやW主演については0.5回としてカウントしています。
新公 | バウ | 東上 | 全ツ | |
---|---|---|---|---|
水美舞斗 | 1 | 1.5 | 0 | 0 |
柚香光 | 3 | 1 | 2 | 1 |
月城かなと | 3 | 1.5 | 1 | 1 |
朝美絢 | 2 | 1.5 | 1 | 0 |
礼真琴 | 3 | 2 | 1 | 1 |
瀬央ゆりあ | 1 | 2.5 | 0 | 0 |
桜木みなと | 2 | 2 | 1 | 0 |
なお、水美のバウ主演経験についてですが「Dream On!」はポスターにも掲載されているということで0.5回分としてカウントしています。
また、月城主演の「ダル・レークの恋」についてはコロナの影響で全ツから東上公演に変更になっていますが、抜擢されたという事実を踏まえて全ツ公演としてカウントしています。
朝美の東上公演はバウ公演とセットになっていますが、当初のスケジュールでは梅芸DCとなっていた事実を踏まえて東上公演としてカウントし、バウ主演経験の方にはカウントしていません。
ちなみに、それぞれが主演した作品は以下の通りになります。
水美舞斗
- カリスタの海に抱かれて(新公)
- Senhor CRUZEIRO(バウ)
- Dream On!(バウ)
柚香光
- ラスト・タイクーンーハリウッドの帝王、不滅の愛ー(新公)
- ノクターンー遠い夏の日の記憶ー(バウ)
- エリザベートー愛と死の輪舞ー(新公)
- 新源氏物語(新公)
- はいからさんが通る(東上)
- メランコリック・ジゴローあぶない相続人ー/EXCITER!!2018(全ツ)
- 花より男子(東上)
月城かなと
- Shall we ダンス?(新公)
- 一夢庵風流記 前田慶次(新公)
- 銀二貫ー梅が枝の花かんざしー(バウ)
- 星逢一夜(新公)
- New Wave!ー雪ー(バウ)
- THE LAST PARTY〜S. Fitzgerald’s last day〜フィッツジェラルド最後の一日(東上)
- ダル・レークの恋(全ツ→東上に変更)
朝美絢
- PUCK(新公)
- A-EN ARTHUR VERSION(バウWS)
- 舞音ーMANONー(新公)
- 義経妖狐夢幻桜(バウ)
- ほんものの魔法使(東上)
礼真琴
- ロミオとジュリエット(新公)
- 眠らない男・ナポレオンー愛と栄光の涯にー(新公)
- かもめ(バウ)
- 黒豹の如く(新公)
- 鈴蘭ー思い出の淵から見えるものはー(バウ)
- 阿弖流為ーATERUIー(東上)
- アルジェの男/ESTRELLAS~星たち~(全ツ)
瀬央ゆりあ
- ガイズ&ドールズ(新公)
- New Wave!ー星ー(バウ)
- デビュタント(バウ)
- 龍の宮物語(バウ)
桜木みなと
- 白夜の誓いーグスタフⅢ世、誇り高き王の戦いー(新公)
- 王家に捧ぐ歌(新公)
- 相続人の肖像(バウ)
- パーシャルタイムトラベル 時空の果てに(バウ)
- 壮麗帝(東上)
初主演はいつだったのか
さて、皆さんの主演経験がわかったところで、初主演がいつだったのかということについても調べてみました。なお、ここで言う初主演は単独主演に限ります。
新人公演
-
1番目礼真琴2013年5月~8月
ロミオとジュリエット -
2番目月城かなと2013年11月~2014年2月
Shall we ダンス? -
3番目柚香光2014年2月~5月
ラスト・タイクーンーハリウッドの帝王、不滅の愛ー -
4番目朝美絢2014年9月~12月
PUCK -
5番目桜木みなと2014年11月~2015年2月
白夜の誓いーグスタフⅢ世、誇り高き王の戦いー -
6番目水美舞斗2015年3月~6月
カリスタの海に抱かれて -
7番目瀬央ゆりあ2015年8月~11月
ガイズ&ドールズ
バウホール公演
-
1番目礼真琴2014年5月~6月
かもめ -
2番目柚香光2014年6月~7月
ノクターンー遠い夏の日の記憶ー -
3番目桜木みなと2015年10月
相続人の肖像 -
4番目月城かなと2015年11月
銀二貫ー梅が枝の花かんざしー -
5番目朝美絢2018年2月~3月
義経妖狐夢幻桜 -
6番目水美舞斗2018年5月
Senhor CRUZEIRO -
7番目瀬央ゆりあ2018年10月
デビュタント
東上公演
-
1番目礼真琴2017年7月~8月
阿弖流為ーATERUIー -
2番目柚香光2017年10月
はいからさんが通る -
3番目月城かなと2018年6月~7月
THE LAST PARTY〜S. Fitzgerald’s last day〜フィッツジェラルド最後の一日 -
4番目桜木みなと2020年8月
壮麗帝 -
5番目朝美絢2021年5月~6月(予定)
ほんものの魔法使
全国ツアー
-
1番目柚香光2018年11月~12月
メランコリック・ジゴローあぶない相続人ー/EXCITER!!2018 -
2番目礼真琴2019年5月
アルジェの男/ESTRELLAS~星たち~ -
3番目月城かなと2021年2月~3月
ダル・レークの恋
まとめ
さて、皆さんの主演経験を一通り見てきたところで、皆さんのパワーバランスをまとめておきます。
主演経験という観点で考えると、現状こんな感じの序列になるでしょうか。
礼・柚香>月城>桜木≧朝美>瀬央>水美
朝美については今度の東上主演も考慮して順番を付けてみました。
その他の要素について検討する
ここまでは主演経験について見てきましたが、その他にもパワーバランスを比較する上で参考になりそうな要素をまとめてみました。
番手について
まずは、番手について確認しておきたいと思います。現状は以下の通りになるでしょうか。
- トップスター:礼真琴・柚香光
- 2番手(羽根経験あり):月城かなと
- 3番手(羽根経験あり):桜木みなと
- 3番目(羽根経験なし):水美舞斗・瀬央ゆりあ
- 4番手?:朝美絢
現状で2番手羽根、3番手羽根を経験していて番手が確定しているのは月城と桜木。
水美・瀬央は組内では3番手の位置にいますが、羽根は未経験で今後の扱い次第かなという感じ。
特に、瀬央は次回公演が一幕物なので、3番手羽根はしばらく待たなければならない状況ですね。ただ、3番手であるにも関わらず役替わりでティボルトとベンヴォーリオをゲットしていることはかなり大きい気がします。
朝美は上級生の彩凪翔に次いで4番手?ということなのでしょうが、彩凪は彩凪で3番手羽根未経験ですのでこれまた何とも言えず。W3番手と仰る方もいらっしゃいますし。
ただ、その彩凪も今回の公演で退団ということになり、トップスターも今回の公演で退団。朝美がもしトップになれるとしたら、次期体制で2番手になれるかにかかっていると思います。
舞台写真枚数
序列という意味でわりとわかりやすい形で現れるのが舞台写真の枚数ということで…。
最新の大劇場公演含め過去3回の舞台写真の枚数を調べてみました。トップの代替わりなどで番手が上がった方もいらっしゃるので、その場合は現体制になってからのものに色を付けています。
最新 | 前回 | 前々回 | |
---|---|---|---|
水美舞斗 | 3枚 | 3枚 | 2枚 |
柚香光 | 13枚 | 8枚 | 8枚 |
月城かなと | 8枚 | 7枚 | 6枚 |
朝美絢 | 3枚 | 3枚 | 3枚 |
礼真琴 | 13枚 | 8枚 | 8枚 |
瀬央ゆりあ | 3枚 | 3枚 | 3枚 |
桜木みなと | 5枚 | 5枚 | 4枚 |
なお、各組対象公演はこちらです。※雪組のみ最新公演分は未発売のため、前回公演から3回分を数えています。
花組
はいからさんが通る・A Fairy Tale/シャルム!・CASANOVA
月組
WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲・I AM FROM AUSTRIA・夢現夢双/クルンテープ
雪組
ONCE UPON A TIME IN AMERICA・壬生義士伝/Music Revolution!・ファントム
星組
眩耀の谷/Ray・GOD OF STARS/Eclair Brilliant・霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS
宙組
アナスタシア・El japon/アクアヴィーテ!!・オーシャンズ11
こうして見ると、3番手羽根を経験した桜木と、未経験の水美・瀬央・朝美との間には一線を画するものがあるということがわかります。
宙組で3番手になるのに少し時間がかかったりと足踏み感の否めなかった桜木ですが、バウ初主演は研7とかなり早い(95期では礼・柚香に次いで3番目)。
研7でバウ初主演というのは今の聖乃あすかと同じ状況です。そう考えると桜木は実はいわゆる”御曹司”なんですよね。
まとめ
番手と舞台写真の枚数を元に順番を付けると…。
礼・柚香>月城>桜木>水美=瀬央=朝美
こんな感じでしょうか。朝美は今年中にステップアップの可能性大ですが、はてさてどうなりますか。
95期のパワーバランスを考える
さて、ここまで色々と見てきたのでまとめをしたいと思います。
まず、主演経験を元にした順番はこちらでしたね。
礼・柚香>月城>桜木≧朝美>瀬央>水美
次に、番手や舞台写真の枚数を考慮した順番はこちらでした。
礼・柚香>月城>桜木>水美=瀬央=朝美
この2つを合体させて序列を付けるとしたらこんな感じになるでしょうか。
礼・柚香>月城>桜木≧朝美>瀬央≧水美
朝美と瀬央の間の符号はあるいは「≧」なのかもしれないですが…。とりあえずこの順番で大きく間違っていることはないのではないかと。
この順番、面白いのが新公主演回数・初主演学年と相関があるってことなんです。
礼(3回)・柚香(3回)>月城(3回)>桜木(2回)≧朝美(2回)>瀬央(1回)≧水美(1回)
礼(研5)・柚香(研5)>月城(研5)>桜木(研6)≧朝美(研6)>瀬央(研7)≧水美(研7)
新公時代の話ともなると、番手が付く頃には順番がひっくり返ることもザラですが、95期の場合は面白いくらい新公時代からきっちりと順番が守られているんですよね。
ちなみにバウ初単独主演学年にも相関があったり。
礼(研6)・柚香(研6)>月城(研7)>桜木(研7)≧朝美(研9)>瀬央(研10)≧水美(研10)
そして、今回の朝美の東上主演なんかもまさにこの序列通りに順番が回ってきたという感じ。瀬央と水美が続けるか、今後の動向にも注目です。
おわりに
さて、今回は95期の現在のパワーバランスを整理しておこうということで色々と主演経験などを見てきましたがいかがでしたでしょうか?
恐れ多くも皆さんに順番をつける、ということをさせて頂きましたが他意はないので何卒ご理解頂ければと思います。もし不快に感じる方がいらっしゃったら申し訳ないです。
皆さまが95期のこれからのことを考える上で、少しでも参考になれば幸いです。それではまた。
ランキング参加してます!よければポチッとお願いします♡