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花組「PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-」ヒロインはやはり不在か|主な配役決定

こんにちは、zukacotoです。

花組若手ホープ・聖乃あすかくんのバウ初主演作PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-の主な配役が発表されました。

花組の娘役さんが枯渇状態と言われている中、この作品でヒロインの経験をさせてもらえる娘役さんがもしかしたら誕生するのではないかと言われていましたが…。

配役を色々と調べた感じだと、おそらくヒロインは不在の模様

公演解説を読むとそんな感じもしていたので、やっぱりかという感じではあるんですけど。若手の育成ということを考えるとちょっと心配です。

主な配役

さて、こちらが今回の配役になります(一部省略)。

ヘンリー・テューダー 聖乃あすか
マーガレット・オブ・アンジュー 万里柚美
ジャスパー・テューダー 高翔みず希
ヘイスティングス卿 冴月瑠那
エリザベス・ウッドヴィル 華雅りりか
エドワード4世 羽立光来
セシリー・ネヴィル
真鳳つぐみ
グロスター公 優波慧
マーガレット・ボーフォート 春妃うらら
ケイツビー 峰果とわ
トマス・スタンリー 一之瀬航季
クラレンス公 愛乃一真
ウィリアム・スタンリー 芹尚英
リチャード・グレイ 翼杏寿
トマス・グレイ 海叶あさひ
ヘンリー・スタッフォード 希波らいと
アン・ネヴィル 美羽愛
イザベル 星空美咲

これだけだと正直誰が誰だか、という感じですよね。薔薇戦争って学校であんまり習わないし。

とりあえず、公演解説を見てみると…。

薔薇戦争(1455~1485年)-ランカスター家とヨーク家が国内の諸侯・騎士を二分して権力闘争に明け暮れた、イングランド史におけるターニングポイントとなったこの戦いは、ランカスター家の女系血筋を引くヘンリー・テューダー(のちのヘンリー7世)が最終的に勝利し、テューダー朝を開き、近代イングランドの礎を築いていく。
シェイクスピア戯曲でも有名なリチャード3世とヘンリー8世の時代に挟まれ、これまで謎に包まれた人物とされてきたヘンリー7世。ランカスター家(赤薔薇)の血を引く者として、ヨーク家(白薔薇)のエドワード4世、リチャード3世との争いの中で、母の想い、仲間の期待を自らの生きる使命とし、イングランドの平和を願い、王冠を戴くべき男としての運命に挑み続けた姿を描く、意欲作。
この作品は、演出家・竹田悠一郎の宝塚バウホールデビュー作となります。

出典:宝塚歌劇団HP

これを見た感じ、重要な役となりそうなのは母・エドワード4世・リチャード3世・仲間たちということになりそうですね。

それぞれの役どころ

ここからはそれぞれの役どころを調べてみました。私も薔薇戦争はあまり詳しくないので、間違っているところがあったらすみません。

ヘンリー・テューダー:聖乃あすか

ランカスター家の傍流であるテューダー家出身。ヨーク家のリチャード3世との戦いに勝利し、ヘンリー7世として即位。薔薇戦争を終結に導く。

グロスター公:優波慧

エドワード4世(羽立光来)の弟。エドワード4世の急死後、息子のエドワード5世が幼くして即位したが、これを廃位してリチャード3世として即位。ヘンリー・テューダー(聖乃あすか)と対立することになる。

・関連する人物
アン・ネヴィル(美羽愛):グロスター公妃。セシリー・ネヴィル(真鳳つぐみ)は大叔母にあたる。

エリザベス・ウッドウィル:華雅りりか

エドワード4世(羽立光来)の妃。実家のウッドウィル家が実権を握ったことで、諸侯たちの間で対立が生じる。

・関連する人物
リチャード・グレイ(翼杏寿)、トマス・グレイ(海叶あさひ):エリザベス・ウッドウィルの前の夫との間の子。

マーガレット・ボーフォート:春妃うらら

ヘンリー・テューダー(聖乃あすか)の母。後にトマス・スタンリー(一之瀬航季)と再婚。

トマス・スタンリー:一之瀬航季

ヨーク家のリチャード3世(優波慧)を支持しながらも、ヘンリー・テューダー(聖乃あすか)の母マーガレット・ボーフォート(春妃うらら)と再婚するなどしてランカスター家とも通じる。後の初代ダービー伯爵。

・関連する人物
ウィリアム・スタンリー(芹尚英):第6代ダービー伯爵(?)

zukacoto
zukacoto
ウィリアム・スタンリーだけ時代が全然違うので、ストーリーテラーとなって回想という形で物語が進むのかも?時の精という役もあることですし。

ヘンリー・スタッフォード:希波らいと

リチャード3世(優波慧)の擁立に貢献するも、後にヘンリー・テューダー(聖乃あすか)を支援するようになる。

エドワード4世:羽立光来

グロスター公(優波慧)の兄。ヘンリー6世並びにその妻マーガレット・オブ・アンジュー(万里柚美)と王位をかけて争う。

・関連する人物
セシリー・ネヴィル(真鳳つぐみ):エドワード4世、クラレンス公、リチャード3世の母。
クラレンス公(愛乃一真):エドワード4世の弟で、リチャード3世の兄。
イザベル(星空美咲):クラレンス公妃(?)。アン・ネヴィル(美羽愛)の姉。

ヘイスティングス卿(冴月瑠那):エドワード4世に重用される。
ケイツビー(峰果とわ):ヘイスティングス卿の同士(?)。

マーガレット・オブ・アンジュー:万里柚美

ヘンリー6世の妃。精神状態が不安定な夫に代わって自ら軍を率い、エドワード4世(羽立光来)と戦う。

ジャスパー・テューダー:高翔みず希

ヘンリー・テューダー(聖乃あすか)の伯父で、ヘンリーの亡き父に代わって養育する。

マーガレット・オブ・アンジュー(万里柚美)と結託してエドワード4世と対立するも敗戦。まだ年若いヘンリーを連れてフランスに亡命する。

配役まとめと雑感

さて、一通り皆さんの役どころを見てきましたが、ここからは雑感を少し。

公演解説によると母・エドワード4世・リチャード3世・仲間たちが重要な役を担いそうだ、と先程申し上げましたが…。

まず、母・エドワード4世・リチャード3世に配役されたのはこちらの方々です。

  • 春妃うらら
  • 羽立光来
  • 優波慧

娘役さんの中だと春妃うららちゃんの役が1番目立ちそうですね。次いで華雅りりかちゃんという感じでしょうか。

最終的な敵として出てくるリチャード3世には優波慧くんが配役されました。おそらく2番手っぽい感じになるのかなと。

そして、「仲間たち」に当たるのがこの方々。

  • 高翔みず希
  • 一之瀬航季
  • 希波らいと

若手が重用されるかと思いきや、調べた感じだと組長の役が1番目立ちそうな感じがしています。

ヒロインが期待されていた美羽愛ちゃん、星空美咲ちゃんはあまり薔薇戦争自体に関わってくる感じはしないんですよね…演出家の方がどこまで描いてくれるかな。

ちなみに薔薇戦争終結後、ヘンリー7世は和解の証としてのエドワード4世(羽立光来)とエリザベス・ウッドウィル(華雅りりか)の娘であるエリザベス・オブ・ヨークを妻に迎えているそうです。

ヒロインになるならこの方かなと思っていましたが、それらしいお名前は見当たりませんでした。

やはり今回はヒロイン不在ということになりそうです。

おわりに

今回は聖乃あすかくんのバウ初主演作の配役について調べてみましたが、重用されているのは男役も娘役もわりと上級生ばかりだということがわかりました。

特に、美羽愛ちゃんや星空美咲ちゃんら若手の娘役さんの役があまり重要そうな感じがしないのが気がかりです。

今後の花組のことを考えるとここで経験を踏ませておいてもいいはずですが、それをやらないということはやはり即戦力となる娘役さんの異動が決まっているんだろうな…。

そんなこんなで、星風まどかちゃん花組異動説がかなり現実味を帯びたような気がしている私です。それでは今回はこの辺で。

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zukacoto
宝塚が大好きな大学生。 初観劇は2006年雪組全国ツアーのベルサイユのばら。現在の贔屓は星組トップスター礼真琴さま。 プロフィール詳細はこちら

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