こんにちは、zukacotoです。
先日、星組公演「エル・アルコンー鷹ー/Rayー星の光線ー」を観劇したので感想を!
今回はショーの感想をお話していければと思います。お芝居の感想はこちらで書いているのでよければあわせてお読み下さい。それではスタート!
全体の感想
今回のショーは今年の2月に開幕した礼真琴&舞空瞳のトップお披露目公演として作られたオリジナル作品。
私も公演再開後、9月に観劇させて頂いたのですが…。
相変わらず、体感5分!!
梅芸での公演ということで、この作品の肝とも言うべき映像による演出が全カットだったのが残念ではありましたが…。
ひとりひとりがキラキラと輝いているのを見て、宝塚っていいなー!って改めて感じることができました。
また、梅芸版としてちょいちょい変更点もあったり。
正直、私はこっちの方が好きかもです。笑
・プロローグB
♪星の出逢い(礼&舞空)→♪星のメッセージ(礼)に変更
・金星の輝き
センターが瀬央ゆりあ→天飛華音に変更
・Ray夢
デスタン男が天寿光希→ひろ香祐に変更
・霊歌 スピリチュアル
途中の歌が美稀千種→綺城ひか理に変更
・霊鳥A
華形ひかる→舞空瞳に変更(曲も変更)
・オリンピア・ロケット
歌手を小桜ほのか→都優奈に変更
・オリンピア
場面を「ギリシャ・愛の伝説」に大幅に変更
・フィナーレA(♪SWINGING ON A STAR)
歌手を極美慎→天飛華音に変更
・フィナーレD(デュエダン)
曲を♪星のセレナーデ→♪星に願いをに変更
その他は基本的にせおっち(瀬央ゆりあ)が抜けたところにあかちゃん(綺城ひか理)が入って、ぴーすけ(天華えま)、かのんくん(天飛華音)が順に繰り上がる感じになっていました。
プロローグ
さて、ここからは場面ごとに感想を!前回の公演と変わっているところを中心にお話していきますね。
まずはプロローグ。最初は基本的に変更はなかったかな?(既に記憶が曖昧。笑)
主な変更点と言えば、トップコンビで♪星の出逢いという曲を歌っていたのが、ことちゃん(礼真琴)1人での場面に変更。
曲も♪星のメッセージという新曲になっていました。
これがまた素敵な曲で!サビの部分がとてつもなく好きでした。
愛している君の許へ
星の光で綴る 愛のメッセージ
この部分ですね。ことちゃんボイスで聞くとより感動的に思えて。
そして、幕前で1人歌うのもすっかり慣れたご様子だったのにも感動。
2013年のロミジュリの時は、幕前で1人歌う♪どうやって伝えようをどうやって歌うべきか、悩み苦しむあまり大好きだった歌も嫌いになりかけたということちゃんが、ですよ。
おっきくなったなあ、と母親のような気持ちになってうるうるしてしまいました。
金星の輝き
本公演ではせおっちが初めて舞台全体を使う場面をもらったのがこの場面でした。
今回はせおっちに代わってかのんくんがセンターを務めています。
プログラムだと他の皆と一緒に「ルシフェル男」と記載されていますし、せおっちよりはソロの部分が少なくはなっていましたが、あれはどう見てもかのんくんの場面でしたよね。
スポットライトもしっかりとかのんくんに当たっていましたし。
歌もお上手ですし、初めて場面をもらったとは思えないほど堂々としていて。心なしか、宙組の和希そらくんに少し似ているな~!なんて思ったり。
それにしても、かのんくんはお芝居にショーにと今回の公演大活躍でしたよね!今たしか研5とかでしたっけ。将来が本当に楽しみでなりません。
Ray夢
Ray夢の大きな変更点と言えば、冒頭で歌い、音波みのり様と組んで踊る「デスタン男」にヒーロー(ひろ香祐)が抜擢されていたこと!
ヒーローは最近ようやく日の目を見始めたと言うか…。
あの95期で次席入団をしたにも関わらず、同じ組に首席入団のスター街道まっしぐらな方がいらっしゃったもんだから、今までなかなか目立つ役割を与えられなかったですよね。
しかし、最近では本公演でも主にダンスの場面を中心に活躍していらっしゃって!ヒーローのキレッキレなダンス、すごく好きなので嬉しく思っているのですが。
今回のデスタン男で歌の方も素晴らしいのだということも再確認しました。
いや、上手いのは知ってたけど、こんなに長く1人で歌っていらっしゃるのを、生で聴いたのは多分初めてで。
あの化け物集団(ほめてる)の中で2番って、そりゃあ上手いよな!上手いはずだよな!!
ヒーローの歌をもっと活かせる役とか場面とかが今後増えてくれたらいいな、なんて期待しています。
そして、はるこちゃん(音波みのり)とのダンスも素敵でしたね。ヒーローは背が高いから、はるこちゃんとの身長差に思わずきゅんっとしてしまいました♡
霊歌 スピリチュアル
霊歌は基本的にはダンスがメインですが、途中で美稀千種さんが歌を歌っていらっしゃったのを、梅芸版ではあかちゃんが担っていらっしゃいました。
ダンスの後にあの歌って結構大変だと思うのですが、さすがはあかちゃんでしたね。
みきちぐさんと全然声質が違うから、また雰囲気もガラッと変わっていて。そのあたりも見ていて面白かったです。
霊鳥
霊鳥は冒頭の華形ひかるさんが担っていた場面をなこちゃん(舞空瞳)が担当。曲も変更になっていて、全く違った場面になっていました。
なこちゃんは本公演だと1人で場面を担うみたいなところが無かったかな、と思うのですが(強いて言うなら♪SWINGING ON A STARですが、歌い継ぎみたいな感じでしたし)。
この場面での堂々たるお姿を拝見して、すっかりセンターをはるということにも慣れてきたかな、と頼もしく感じました。
なんだか、ギルダ役のおかげで貫禄がついた感じがするのですがいかがでしょう?前よりも余裕が出て表情も豊かになった感じもしました。
そして、なこちゃんで言うと大劇場版と梅芸版で全ての場面(たぶん)で鬘を変えてきていたのが印象的でした。
もしかしたらなこちゃんだけじゃなくて他の方もそうなのかもしれませんが…。
どちらにせよ、少なくとも同じ衣装のところは同じ鬘でもいいはずなのに、すごいなあと感心してしまいました。
オリンピア ロケット
オリンピアロケットの歌手は、小桜ほのかちゃんが抜けたところに都優奈ちゃんが投入。
都優奈ちゃんは東京公演でも下級生が2組に分かれての出演になったことで、同じくこちらの歌手に抜擢されていましたよね!
私は日程的に瑠璃花夏ちゃんバージョンしか観ていなかったのですが、優奈ちゃんすごくお上手で!以前からちょいちょい歌で登用されていましたが、やはり抜擢されるだけのことはありますね。
なこちゃんやかのんくん、そしてお芝居でニコラスを演じた咲城けいくんと同じ102期ということで。102期の活躍も印象的な公演となりました。
ギリシャ 愛の伝説
さて、今回1番の変更点はこのギリシャの場面。
元々はオリンピアという場面でオリンピックをモチーフにしたものになっていましたが、まあこんなことになってしまったということもあって構成を大幅変更。
ギリシャのイメージはそのまま、テーマを”愛”にするという形に。
衣装もオリンピックをイメージしたものから、星組カラーのブルーを基調としたものになりました。
…正直、私こっちの方が好きでした。笑
以前も感想で書いたのですが、そもそもことちゃんの衣装がちょいダサだったのが不満だったのです。
まず、トップコンビが♪ギリシャの愛という歌を歌います。
ここではなこちゃんの歌唱力の成長が発揮されていました!
以前はことなこがデュエットしても、それぞれが同時に歌っているだけ、という感じだったのがちゃんとハーモニーになっていて。ここでまず感動ですよ。
続いて、皆で♪永遠の愛という曲を歌うのですが。
途中でことなこには珍しく笑、しばらく階段に座って踊らないところがあるのですが。組子を愛おしそうに見つめていらっしゃるのにまた感動。
そして、この♪永遠の愛という曲の自体にまた感動。♪Love Foreverと皆さんがすごくキラキラとしたお顔で歌うものだから、なんだかじーんと来てしまって。
こんな世の中になってしまったけれど、愛っていいな~!今、私が宝塚を観れているって幸せなことだな~!って。なんだか心が洗われるような思いがしました。
よくことちゃんが挨拶で「明日を生きる力になれば幸いです。」みたいな感じのことを仰るけれど、まさに私も明日からも頑張ろう!と前向きな気持ちにさせてくれた場面となりました。
フィナーレ
フィナーレは皆大好き、私も大好き♪SWINGING ON A STARからスタート。
ぴーすけは本公演から続投し、極美慎くんが抜けたところにはかのんくんが入りました。
返す返すも星組の歌唱力の高さには驚かされます。お二人ともアレンジを利かせたりなんかしちゃって!!ひゃああ、すごいなあ、と感心しながら聴かせて頂きました。
特に、ぴーすけは本公演をくぐり抜けてきたこともあって、一人でも余裕綽々といった感じで。成長を感じて嬉しくなりました。
あと、大きな変更点というとデュエダンですよね。
曲が♪星のセレナーデという曲から皆さんご存じの♪星に願いをに変更。前者がゆったりと綺麗な旋律を味わう、といった感じだったのが、今度はアップテンポに!
いや、♪星のセレナーデも大好きだったけど、とにかく今回のトップコンビのダンスがすごすぎて!ダンスバトルか、というくらいお二人もキレッキレで見応え満点でした。
特に、♪星に願いをという曲はことちゃんファンとしては思い入れのある曲で。
2012年の「Etoile de TAKARAZUKA」というショーで、ロケット前に若手の男役3人と娘役3人が銀橋で歌うというシーンがあったんですが。
その中の1人が礼真琴さまで、♪星に願いをを歌っていらっしゃったんですよ。
6人にそれぞれソロパートが与えられていたんですが、ことちゃんがトリで1番長いパートをもらっていて。これがまあ馬鹿みたいに上手かったのが何とも誇らしかったなあ、という思い出があるんです。お前が誇ってどうする、って感じですけど。笑
と、同時に初階段降り&スチールという記念すべき公演だったので余計に印象に残っているんです。
そんなこんなで、個人的に思い入れのある曲で今回デュエダンをして下さったというのがすごく嬉しいかったです。
おわりに
さて、今回は星組公演「エル・アルコンー鷹ー/Rayー星の光線ー」のうち、ショーの感想をお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
お芝居の感想の方でもお話しましたが、今回B席で1回のみの観劇だったのでなかなか細かい表情や仕草まで目が行き届かなかったのがちょっと残念。DVDが発売されたらそのあたりしっかりチェックしようと思っています!
最後までお読み頂きありがとうございました。それではまた。
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