こんにちは、zukacotoです。
今回は2018年に上演された星組台湾公演「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」の感想をお話していきたいと思います!
実は私、これを初めて観たのがつい先日のことでして。スカステの無料放送日に録画して拝見させて頂いたものになります。
前置きはこのくらいにしてさっそく感想を!
役名が難しすぎた
まず、役名が難しすぎて、出てくる言葉も難しくて…。
正直に申し上げますと…
ぜんっぜん話が理解出来ませんでしたァァァァァ!
私、こういうことってあんまりないんですけど…。あろうことか最後まで主役のさゆみさん(紅ゆずる)の役どころがイマイチ掴めず。
ちなみに主な配役はこちらになるんですが。
凜雪鴉(リンセツア) | 紅 ゆずる |
---|---|
丹翡(タンヒ) | 綺咲 愛里 |
捲殘雲(ケンサンウン) | 礼 真琴 |
廉耆(レンキ) | 美稀 千種 |
殤不患(ショウフカン) | 七海 ひろき |
蔑天骸(ベツテンガイ) | 天寿 光希 |
殘凶(ザンキョウ) | 大輝 真琴 |
狩雲霄(シュウンショウ) | 輝咲 玲央 |
刑亥(ケイガイ) | 夢妃 杏瑠 |
殺無生(セツムショウ) | 麻央 侑希 |
丹衡(タンコウ) | 桃堂 純 |
獵魅(リョウミ) | 有沙 瞳 |
凋命(チョウメイ) | 天華 えま |
(出典:宝塚歌劇団HP)
むむむ、難しすぎる。
これは予習せずに観た私がダメだった気がします。そもそも、皆さんが口にしている言葉が誰かの名前なのか、地名なのか、何かの技的な名前なのかすらよくわからず。
でも、台湾では有名なお話なんですよね?
そして、聞くところによると、原作では2番手級の役はことちゃんが演じた捲殘雲ではなくて、かいちゃん(七海ひろき)が演じた殤不患なんだとか。そこを逆にしたのは持ち味的にすごく合っていてよかったのかなと思います。
宝塚っぽくない!
話がよくわからなかったものの、エンターテイメントとしては楽しめました。
アニメから飛び出してきたかのような再現度高過ぎな衣装。そして、それを着こなせるジェンヌさんたちの造形美。映像を多用していわゆるアニメ的な”技”を表現したりしていたのも面白かった。
話も私が理解できた限りではラブ要素もそんなになく、友情ものというものでもないような感じで。
全体的に宝塚っぽくなくてすごく新鮮でしたね。
なんというか、アニメをそのまま実写にしちゃいました、みたいな雰囲気で。こういうのも今後宝塚でやっていくのもアリなのかなあ、なんて思ってみたり。
コメディ要素もところどころあって、話がわからないなりにそういうところはクスッと笑ってしまう部分もありました。
キャスト別感想
ここからはキャスト別に簡単に感想をお話ししていきたいと思います!私は礼真琴さまファンなのでことちゃんだけ熱量高めですが、ご了承下さい。笑
凜雪鴉:紅ゆずる
ごめんなさい、私の理解力が足りなくて最後まで役どころがよくわからなかった…。どっちの味方でどっちの敵で、何をしたいのか…。
でも、何を考えているかわからない妖しい感じはさすがですね。煙管(きせる)を吸う様子もすっごく素敵でした。
丹翡:綺咲愛里
とりあえず、かわいかった~!あのお衣装が似合う方はそうそういらっしゃいません。
そして、あーちゃん、歌上手くなりましたよね。トップになってからの伸びがすごかったイメージがありますが、この時の♪恩仇江湖という曲もすごくよかったです。
捲殘雲:礼真琴
「東離に轟く無双の丈夫!人呼んで寒赫こと捲殘雲の武勇譚の始まりだ!」
この台詞がすごく似合う、志溢れる若者という感じ。そして、続く♪凌雲之志はさすがの歌の上手さで物語の世界にぐぐっと引きこんでくれました。
話が理解出来なかった、と再三申し上げてはいますが、捲殘雲の成長物語として見れば結構面白かったと思います。
そして、ものの見事に渋谷とかあの辺にいそうなチャラ男みたいな喋り方をマスターしていらっしゃったのに驚きました。こういう人いるわ~!っていう。
ガイズ&ドールズでアデレイド役を演じたときに、外国のドラマに出てくる女の子みたいな喋り方を意識したと仰っていたのを思い出しました。
役によって喋り方を変えられる器用さに脱帽です。
特に、あーちゃんと2人のシーン(剣について、もっと前に出て戦った方がよくない?みたいな話をする時)がめちゃくちゃに好きでしたね。
殤不患:七海ひろき
原作でもすごく人気のキャラクターだと伺いましたが、確かにこれはかっこいい!
そして、これはことちゃんじゃなくてかいちゃんがやるので大正解だったように思います。
年齢設定がよくわからなかったのですが「おじさん」といわれるくらいの年齢ですよね、多分。いわゆるイケおじとはこのことか!と思い知らされました。低めの声がすごくかっこよかったです。
RAIMEI
主なメンバーで歌い継ぐ主題歌♪RAIMEI。
どっかで聴いたことあるなー!と思ったらT.M.Revolutionさんの曲だったんですね。この作品の主題歌だったんだ、と結びついたような感じがして一気に原作が身近に感じられました。
そして、歌唱力お化けの西川貴教さんが歌っていらっしゃるとあって、めちゃくちゃかっこいい曲だけど実際歌うのは難しいんだなあというのを再確認。
こういう言い方すると他の方を下げるみたいでアレなんですが、やっぱり礼真琴さまの歌唱力って並大抵のものではないんだなということも再確認しました。
おわりに
今回は星組台湾公演の感想をお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
とりあえず、これは予習をしてから見るべきだったなというのが1番の感想です。笑
もしこれから初めて観ようかなという方がいらっしゃいましたら、役名と簡単な話の流れだけでも把握しておくべきかなと思います。
ですが、映像の使い方や衣装など、色々宝塚っぽくなくて新鮮な感じで。バトルもののショーとして気負わずに見るのもまた楽しみ方の1つかなとは思いました。
それでは今回はこの辺で。
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