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【宝塚おすすめ作品】月組ME AND MY GIRL|瀬奈じゅん・彩乃かなみ主演

こんにちは、zukacotoです。

今日は宝塚の代表的なミュージカル作品の一つ、ME AND MY GIRLの話題です。

ME AND MY GIRL観てみたいな~!今まで沢山再演されてるけどどれがおすすめですか?
zukacoto
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それぞれ良さはあるけど、私は2008年の月組版がお気に入りだよ!

ということで今日は2008年月組版のおすすめポイントをたっぷり語っていきたいと思います。それではさっそく参りましょう!

そもそもME AND MY GIRLって?

そもそもME AND MY GIRLという作品を観たことが無い方向けに作品について簡単にまとめておきますね。

あらすじ

舞台は1930年代のイギリス・ロンドン。ヘアフォード伯爵家では当主が亡くなったが、跡継ぎがおらず一家断絶の危機にあった。しかし遺言によると、なんと隠し子がいるのだという。

弁護士のパーチェスターがやっとのことで探し出してきたその息子の名前はウィリアム・スナイブスン、通称ビル。ビルはロンドンの下町・ランベスに住んでおり、ガールフレンドのサリー・スミスとともにヘアフォード家にやってきたのだった。

遺言では当主にふさわしい人物かどうか、ヘアフォード伯爵の妹マリア公爵夫人とその友人・ジョン卿が判断し、爵位と財産を相続させることになっていたのだが、ビルはそれとはほど遠い下町訛りの言葉遣いと立ち振る舞い。

マリア夫人はビルに行儀作法を教育しようと決意し、姪のジャッキーに指南役を任せる。その甲斐あってか、ビルはみるみると貴族の子息らしくふるまうようになるのだが一つ問題があった。

爵位と財産を受け継ぐもう一つの条件、それはビルがヘアフォード家にふさわしい娘と結婚すること。サリーでは認められないのだ。ビルはサリーと結婚できないならランベスに帰ると主張するのだが、マリアは頑として認めない。

サリーもまた、ビルのせっかくのチャンスを潰してはいけないと身を引こうと考え始めるのだが…。

キャッチフレーズは”ひとりのラッキーより二人のハッピー”ビルとサリーの愛の物語を軽快な音楽とタップダンスを交えて紡いだミュージカル作品です。

宝塚での上演

宝塚では1987年に月組で剣幸・こだま愛により初演され好評を得て、その年の内に再演するほど。

1995年には月組で天海祐希・麻乃佳世の退団公演として再演されました。

2008年に月組で瀬奈じゅん・彩乃かなみにより再演。この公演はトップ娘役・彩乃かなみの退団公演であり、94期生の初舞台作品でもありました。同年、博多座にて月組2番手・霧矢大夢により再演。サリー役には若手の羽桜しずくが抜擢されました。

2009年に梅田芸術劇場にて花組の真飛聖・桜乃彩音により再演。2013年に同じく梅田芸術劇場にて月組の龍真咲・愛希れいかにより再演。

2016年には花組で明日海りお・花乃まりあにより再演。ビルを演じた明日海りおは2008年月組版ではジャッキー役を、新人公演ではビル役を演じていました。

2008年月組版のここがスゴイ!

2008年版のミーマイは主要キャストさん全員のレベルが高いことが特徴。あちゃー、な人が誰一人としていないんです。それもあって作品としてのまとまりもすごい!宝塚が初めての方にも自信を持っておすすめできる作品です。

ここからはキャストさんごとにどんなところが具体的に良かったのか、もしこれから観る方にはどこに注目して欲しいかをお話して生きたいと思います。

ウィリアム・スナイブスン 瀬奈じゅん

瀬奈じゅん×コメディは黄金の方程式!あさこさんは無理に笑わせようとしに来ないからストレスなく観れるんです。でも、ちょっとした台詞の間とか表情なんかにクスッと笑ってしまうんです。なんというか…”ちょうどいい”んですよね。

さて、このビルという役は特に演じる人によって印象が全く変わる役なのですが、あさこさんのビルはお調子者でいたずら好き、だけどサリーへの思いはとにかく真っ直ぐなのが特徴。

お調子者でいたずら好きな一面と、サリーへの愛ゆえに時々ふっと見せる真剣な表情。そのバランスがとっても魅力的です。

そして、相も変わらず滑舌のいいこと!基本のようで意外といないんですよね、ここまで全ての台詞がクリアに聞き取れる方。ご覧になる際はこの点にもぜひご注目下さい。

サリー・スミス 彩乃かなみ

この作品は宝塚で数多く上演されている海外ミュージカルのなかでも、ヒロインのソロ曲が2曲と多いのが特徴。しかもどちらも長いんですよね。具体的には♪一度ハートを失くしたらという曲と♪顎で受けなさいという曲なのですが。

かなみちゃんのサリーはこの歌が魅力的なんです!一度ハートを失くしたらは、ビルが変わっていくことに不安を感じて歌うローテンポのしっとりとした曲。反対に顎で受けなさいは辛いことがあってもくよくよせずに笑うんだと歌うハイテンポで明るい曲。

雰囲気の全然違う曲ですが、どちらもビルへの愛があるからこそ、自分はふさわしくないから身を引こうというサリーの健気な思いが伝わってきて切ないんです。

上手いだけじゃなくて、サリーの心が吹き込まれたみほこちゃんの歌をぜひ聴いて頂きたいです!

ジョン卿 霧矢大夢

このジョン卿という役はビルの叔母・マリアと同年代ということで”おじさん役”なのですが、見事に中年にしか見えないのがさすがです。

きりやんは80期生、夫人役の出雲綾さんは69期生と11個も学年が開いているのに、それを感じさせないんですもの。相当ですよね。

そして、最後にドッカンとひっくり返すまでは、ジョン卿ってほっとんど物語に関わらないんです。でも、そのドッカンに至るまでのジョン卿の心情の動きを細やかに演じていらっしゃって。特に、サリー♪一度ハートを失くしたらを歌っているときの表情がぐっときましたね。

マリア公爵夫人 出雲綾

ビルの叔母にあたるマリア。最初はビルのふるまいに驚きつつも熱心に行儀教育をするのですが、一方で身分の違うサリーをランベスに帰らせることにも執着するのです。

しかしそれも代々続く家を守るため。ただのいじわるおばさんと言うわけではなくて愛があるところが出雲綾さんのマリアの魅力です。

特にラストのビルとのシーンには唸りました!ネタバレになるので詳しいことは伏せておきますが、ぜひご注目頂きたいです。

パーチェスター 未沙のえる

専科の未沙のえるさんもコメディエンヌさんでして、今回のパーチェスター役でもそれを遺憾なく発揮されています。ちょっとした動きとか、台詞回しがツボといいますか。

なんと言っても有名なナンバー♪家つき弁護士が楽しい。初演でパーチェスターを演じて伝説となったというだけのことはあります。

あと、個人的にはパーティーのシーンでビルと一緒にマスカットをもぐもぐ食べているお姿がちょっとかわいいくて好きです。笑

ジェラルド 遼河はるひ

最近はバラエティで大活躍の遼河はるひさんもご出演なのです!

ジェラルドはジャッキーにひたすら振り回される役どころなのですが、本当にいい振り回されっぷりで。笑

でも、貴族の子息らしくおおらかさがあって癒やし的な存在です。

ジャッキー 明日海りお

後に花組トップスターになったみりおちゃん。ここでは女役に挑戦!

これがまた本当にかわいくって。いわゆる男役さんがやる女役、じゃなくて本当に娘役さんみたいなんです。歌も仕草も、台詞の声も娘役さんとしか思えない!

当時研6とは思えないほどの舞台度胸にも驚き!トップスター相手に色仕掛けをするなど、普通ならちょっと遠慮もしてしまいそうなところですがなんのそのです。

そして、やっぱり歌がお上手!ちょっと高音はキツそうなところがあったもののそれはご愛嬌。♪トップにのぼるわ~という歌詞を歌っているのを今観るとちょと面白い。本当にトップさんになりましたからね!

主要キャストの歌がハイクオリティ

それぞれの方の素晴らしいところを挙げてきましたが、皆様に共通して言えるのが

歌が上手い

ということ!歌が苦手な人がいないというだけでミュージカルはこんなにもストレスフリーになるのかと改めて感じさせられました。笑

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これが私が2008年月組版を推す1番の理由です。

その他のキャストさん

その他のキャストさんでもいいなと思った方をご紹介します。ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さいね。

まず、ヘザーセット役の越乃リュウさん。言葉が少ないながらも、最初はビルを煙たく思っているのがだんだんその人柄が好きになっていっている様子が伝わってきて素晴らしかったです。

そして、チーフメイド役の音姫すなおさん。この方すごく歌が上手なのですが、このME AND MY GIRLでもそれを発揮されていました。

ME AND MY GIRLはその他大勢の方も多い作品なのですが、コーラスのクオリティの高さも月組の底力を感じることが出来ると思います。

さて、2008年に月組で上演されたME AND MY GIRLについてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?機会がありましたらぜひご覧頂けたら嬉しいです!それではまた。

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ABOUT ME
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宝塚が大好きな大学生。 初観劇は2006年雪組全国ツアーのベルサイユのばら。現在の贔屓は星組トップスター礼真琴さま。 プロフィール詳細はこちら

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