こんにちは、zukacotoです。
今日の話題は月組の退団者と組替えについて。
トップコンビの退団公演ということでそれなりの数の退団者がいらっしゃるとは予想していましたが、やはりものすごく多かったですね…。
それのみならず、月組から2名が専科へ組替えすることが決定しました。
月組退団者について
次回月組大劇場公演「桜嵐記/Dream Chaser」で退団することになったのは以下の方々です。
珠城 りょう -すでに発表済-
香咲 蘭
楓 ゆき
桜奈 あい
颯希 有翔
蒼真 せれん
美園 さくら -すでに発表済-
夏風 季々
摩耶 裕2021年8月15日（月組 東京宝塚劇場公演千秋楽）付で退団
宝塚歌劇団HPより
トップコンビ以外に7名もの方が退団することが決まりました。
それぞれの方の学年は以下の通りです。
珠城りょう(94期・研14)
香咲蘭(94期・研14)
楓ゆき(95期・研13)
桜奈あい(96期・研12)
颯希有翔(96期・研12)
蒼真せれん(98期・研10)
美園さくら(99期・研9)
夏風季々(100期・研8)
摩耶裕(102期・研6)
中堅～上級生の方々がゴソッとお辞めになる感じですね。
まずは94期の香咲蘭さん。
若くして月組トップスターになったたまきち(珠城りょう)の同期として、彼女を支え続けてきた方ですが、たまきちと共に退団するのですね。
これで月組からは94期が誰もいなくなってしまうことになります。なんだか寂しいです。
そして、95期のたんちゃん(楓ゆき)も退団。
きっと次のトップは同期の月城かなとくんのはず。トップの同期として彼女をそばで見守る存在になっていかれるものと勝手に期待してたので寂しいです…。
96期も4名のうち2名が退団発表。
ただでさえ月組は元々上級生の層が少なめなのに、これだけの方がいなくなってしまうなんて…。
反対に、もしかしたら退団するんじゃないかと言われていたちなつさん(鳳月杏)や海ちゃん(海乃美月)のお名前はありませんでした。ホッ。
きっと新生月組の主力メンバーとして活躍していかれることになるのでしょう。
紫門ゆりやと輝月ゆうまの専科への組替え
今回は退団者だけでなくまさかの組替え人事も発表されました。
紫門 ゆりや・・・2021年8月16日付で専科へ異動
※異動後に最初に出演する公演は未定です。輝月 ゆうま・・・2021年8月16日付で専科へ異動
※異動後に最初に出演する公演は未定です。宝塚歌劇団HPより
紫門ゆりやくんと輝月ゆうまくんが専科に異動するとのこと。
…びっくりしたけど、なんか納得しちゃうところもある。
紫門くんは91期で今年研17になります。
既に幹部部屋メンバーですが、新公主演経験があるということでこのまま管理職になるよりはスター専科的な感じで各組に特出する方が向いているような気もします。
まゆぽん(輝月ゆうま)は”あの”95期生の中でもめざましい活躍をされている方の一人。
宝塚GRAPHの同期紹介コーナーでは、新公主演ヒロイン経験者ばかりがゲストに呼ばれるなか、ただ一人未経験ながらもゲストに登場された方でもあります。
研4で抜擢されたロミジュリの大公に始まり、下級生の頃から専科みたいな貫禄と安定感を見せていましたものね。
彼女はきっと本来の意味での専科として公演に出演していくことになるのでしょう。
次期月組トップスターであろう月城かなとくんとの再共演はもちろんのこと、下級生時代を共にした朝美絢くんとの共演も絶対にして欲しいし、同期がトップスターを務める花組・星組への特出もして欲しいし、こうなったら宙組も出演してぜひとも全組制覇して頂きたい。
夢は膨らみますね。笑
しかし、劇団は上手いことやりますね。まゆぽんを専科に異動させて、各組95期との共演をさせるだなんて話題性ばっちりじゃないですか。
研13での専科異動はかなり思い切った人事だと思いますが、劇団がそれだけまゆぽんにかける期待が大きいということと、まゆぽんを大事にしていきたいという意思が感じられて、ただただ嬉しい私でした。
どうなる新生月組！？
トップコンビの退団公演の集合日を迎えたということで、気になるのは次期体制のこと。
まだ次期トップスターが発表されないということは順当に組内からの昇格ということになるのでしょう。
海ちゃんも残るということは、やっぱりそういうことなんじゃないかなと予想しています。
既視感ありすぎる気もしますが、お似合いの二人ですもの。
それにしても、今回の退団と組替えによりれいこちゃん(月城かなと)よりも上級生の方が組内に5名(香盤順だと6名)しかいらっしゃらなくなるなんて結構衝撃的…。
95期はいつまでも新公学年みたいに思ってしまうところがあるのですが、こんなにも上級生になったんだなあと思うと感慨深い…。
ちなつさんはあきらくん(瀬戸かずや)や愛ちゃん(愛月ひかる)みたいな立場で新トップスターを支えていくことになるのかな。
ありちゃん(暁千星)やおだちん(風間柚乃)もそれに次ぐ立場で活躍していくことになるのでしょう。
「桜嵐記」の配役を見ると103期・白河りりちゃん、104期・きよら羽龍ちゃん、105期・詩ちづるちゃん、106期・一乃凜ちゃんがそれぞれ珠城・美園・鳳月・月城の子供時代を演じるとのこと。
若手娘役さんたちの活躍にも期待しています。
おわりに
今回は月組退団者と組替えについてお話してきました。
トップの退団公演というものは、終わっていくことへの寂しさと新たな時代への期待とが入り交じる不思議な時間帯だなとつくづく思います。
この公演で退団される方にとっても、月組を去る方にとっても、これまで通り月組で頑張っていく方にとっても「桜嵐記/Dream Chaser」が素晴らしい公演になることを願っています。
くれぐれも体調にはお気をつけて、お稽古頑張って下さい～！
それではまた。
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