こんにちは、zukacotoです。
少しご無沙汰してしまいました。皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
今日は月組の新トップコンビの大劇場お披露目公演「今夜、ロマンス劇場で」を予習してみたので、簡単に感想をお話しつつ配役についても考えてみたいと思います。
「今夜、ロマンス劇場で」感想
「今夜、ロマンス劇場で」とは2018年に公開された綾瀬はるかさん主演の映画作品。
あらすじは以下の通りです。
映画監督を目指し助監督として働く健司は、足繁く通っていた映画館・ロマンス劇場で、奇跡的な出会いを果たす。それは、映写室で見つけ繰り返し観ていた古いモノクロ映画のヒロイン・美雪──健司が密かに憧れ続けていた女性であった。突然モノクロの世界から飛び出してきた美雪に、戸惑いながらも色に溢れる現実世界を案内する健司。共に過ごすうちに強く惹かれ合っていく二人だったが、美雪はこの世界へ来る為の代償として、ある秘密を抱えていた……。
宝塚歌劇団HPより
舞台は1959年頃の日本。
モノクロ映画の世界から飛び出してきた美雪(綾瀬はるか)と、映画監督を目指す青年・健司(坂口健太郎)とのちょっぴり切ないロマンチックラブストーリーです。
ア○ゾンプライムの対象作品となっていたので、早速予習として拝見したのですが…。
確かに、これは宝塚にぴったりな作品かもしれない!
昭和レトロな世界観だったり、薔薇や藤などの花々や、虹、蛍といった美しい風景の数々だったり…。宝塚の強みの1つでもある舞台セットの美しさを存分に活かせそうな作品です。
そして、宝塚版では主人公となる映画の助監督・健司がごくごく普通の、その辺に居そうな青年であるということもポイント。
これがね、月城の持ち味によく合うのではないかと。
思えば、月城の新公初主演も「Shall we ダンス?」で、普通のサラリーマン役でしたね。
さらに、ヒロイン・美雪の衣装がこれまたレトロですごくかわいいのですよ。
映画の公式サイトにギャラリーがあったのでリンクを貼っておきます(こちら)。
「麗しのサブリナ」みたいな白のドレスに始まり、取っ替え引っ替えな美雪のワードローブも映画の見どころになっていたと思います。
これは宝塚のお衣装部さんも気合いを入れて製作されるに違いありません。
とまあ、作品の持つ雰囲気やストーリーなどは宝塚にぴったりだし、とりわけ月城&海乃コンビにぴったりだと思うのですが…。
ただ1つ、憂慮すべきは圧倒的な役の少なさ!ストーリーに関わる役はたったこれだけなんです。
- 美雪(綾瀬はるか)
- 牧野健司(坂口健太郎)
- 成瀬塔子(本田翼)
- 俊藤龍之介(北村一輝)
- 山中伸太郎(中尾明慶)
- 本多正(柄本明)
- 吉川天音(石橋杏奈)
- 病室の老人(加藤剛)
他に台詞があった役としては…。
美雪がいたモノクロ映画の世界の登場人物である執事と三銃士たち(タヌキ・虎・鳩)、あとは映画会社の社長、社員の清水、それから警官とかも登場しますが、あくまでもちょい役という感じ。
小柳先生ならきっと宝塚仕様に上手いこと料理して下さると思いますが…。ロミジュリ同様に、下級生ファンの方々にとっては少し辛い作品にはなるかもしれませんね。
役の解説と配役予想
さて、せっかくなので簡単ではありますが役の解説と配役予想でもしてみようかな。
牧野健司(坂口健太郎):月城かなと
映画監督を目指す助監督。モノクロ映画のヒロイン・美雪に恋をして、映画館「ロマンス劇場」に足繁く通う。
れいこちゃん(月城かなと)のお披露目にふさわしい、ピュアで一途な好青年です。
美雪(綾瀬はるか):海乃美月
モノクロ映画のヒロインで王女様。ある時、映画の世界から現実世界に飛び出して来て、健司と恋に落ちるのだが…。
勝ち気でお転婆な王女様。こちらも海ちゃん(海乃美月)のお披露目にふさわしい役だと思います。
成瀬塔子(本田翼):天紫珠李
健司が勤める映画会社の社長令嬢。健司に密かに恋心を抱いている。
主役2人以外の役の中ではおそらく1番美味しい役です。きっと天紫珠李ちゃんが演じることになるのではないかな?
俊藤龍之介(北村一輝):鳳月杏
大人気映画「ハンサムガイ」シリーズで主演を勤める映画会社の看板俳優。
ナルシストで白いスーツがトレードマークの三枚目役。ちなつさん(鳳月杏)か、ありちゃん(暁千星)のどちらかだと思うのですが…。
個人的にはちなつさんで見てみたいなと思います。
山中伸太郎(中尾明慶):暁千星
健司と同じ映画会社に勤め、よき友人でもある。社長令嬢の塔子に片思いをしている。
こちらもちなつさんかありちゃんか、といったところだと思いますが…。何となくありちゃんになる気がします。
本多正(柄本明):専科さん?
健司が通う「ロマンス劇場」の館長。健司のよき理解者でもある。
いわゆる老け役なので、専科さんか、組長・光月るうさんか、あるいは千海華蘭さんあたりが候補になるかなと思ったのですが…。
ひとまずここは専科さんだと予想しておきます。
英真なおきさんか、汝鳥伶さんか、一樹千尋さんか、夏美ようさんか、悠真倫さんか…。
あるいは、早速まゆぽん(輝月ゆうま)投入なんてこともあるでしょうか…?
病室の老人(加藤剛):光月るう
余命わずかで入院している老人。
物語の核心に関わる役なので、詳しいことは伏せておきますが、この役は何となくるうさんかなあと。
吉川天音(石橋杏奈):きよら羽龍
老人が入院している病院の看護師。
この役は若手娘役さん向けの役かなと。今の月組のメンバーだったら、きよら羽龍ちゃんあたりが抜擢されそうな予感!
風間柚乃くんの役がない!?!?
ザッと配役予想をしてみましたが、どう考えてもおだちん(風間柚乃)の役が見当たらないんですよね…。
他の役も無いわけではないけれど、本当にちょい役という感じだったので、おだちんには役不足にも程があるというか。
1番ありそうなのは、健司の仕事仲間的な感じのオリジナルキャラを作ってもらうとか…ですかね。
それか、何度か登場する警官の役か…モノクロ映画の登場人物か…。
彼女の場合は、この前の公演でバウ主演を務める予定ですので、今回の大劇場で大きな役が回ってこなくても一応バランスは取れるのかなとは思うのですが、何となく勿体ない気がしますね。
おわりに
今回は月組新トップコンビお披露目公演「今夜、ロマンス劇場で」についてお話してきました。
私自身、ずっと気になっていた映画だったので、それを宝塚で、しかもれいこちゃんと海ちゃんでというニュースを見てすごく嬉しかったです。
役は少ないですが、宝塚にぴったりな作品だと思うので、楽しみにしたいと思います!
さて、月組さんと言えばそろそろトップコンビさんの退団公演が開幕する予定です。
このご時世ですので、どうなるかわかりませんが、とにかく無事に公演が出来ることを祈っております。
それではまた。
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