こんにちは、zukacotoです。
先日、タカラヅカスペシャル2019のライブビューイングに参戦いたしました。12時の回です!ということで今回は感想をお話していければと思います。
タカスペは毎年BluRayを購入して観てはいるものの、生ではもちろんのこと、ライビュでも観た事がなくて…。でも、今回はご贔屓の礼真琴さまがトップとして初めてご出演ということでこれは見届けねばと応募しました。
今更ではありますが、順を追って感想を述べていきたいと思います。おそらく、確実に、礼真琴さまについての感想が多めになると思いますがご容赦下さいませ。それではスタート!
第1部
今回のために書き下ろされたというBeautiful Harmonyのあとは組ごとに今年のショーの歌を。星組さんはエストレージャス!
ことちゃん(礼真琴)が組子の皆さまに囲まれて真ん中で歌っていらっしゃるのが嬉しくて!
なこちゃん(舞空瞳)は本公演には出演していませんでしたが、なんだか馴染んでいて。この少しの間で星組カラーが出てきたなと。
愛ちゃん(愛月ひかる)とあかちゃん(綺城ひか理)は今回から星組生として本格的に始動!愛ちゃんは全ツでご出演だったので全く違和感なくて。笑
そういえば、愛ちゃんは安蘭けいさんのトップお披露目公演のシークレットハンターが初舞台でしたね。星組さんとはご縁があったのか!と今更ながら気づきました。
今年のMCはわりと台本通りだったのかな?令和に変わったね、という話題で。れいちゃん(柚香光)とことちゃんが声を合わせて「私たちもレイですが!」と仰るのが微笑ましかったです。
そして12時の回ではれいちゃんが喋る番の時に間違えてことちゃんが先の台詞を言ってしまって!目をおっきく見開いてしまった!って顔になることちゃんが可愛かったです。笑
宙組コーナーのためにゆりかちゃん(真風涼帆)が先にお着替えに向かったあとは今年7月に亡くなられた柴田侑宏先生の話題に。
ことちゃんが先生との思い出、誰か話したい人ー!と聞くと、だいもん(望海風斗)が名前の通り風の速さでハイっ!と元気に挙手されて。笑
凱旋門でくそったれ!という台詞がなかなか柴田先生のOKが出なくて、お稽古最終日にやっと!とお話してくださいました。
それにしても、こうしてことちゃんがMCに加わるなんて本当にトップになったんだなあとなんだか感慨深くなってしまいました。まだ大羽根背負ってないからイマイチ実感がわかないんですよね。
さて、続く組のコーナー。今回は105周年にちなんで100周年からの5年間での作品をその時の扮装をして振り返るというコンセプトなのかな?
宙組コーナーはなんだか様子がおかしかったですねwww
まずはベルばら(凰稀かなめ&実咲凜音時代)の小公子と小公女が登場!
カズキソラ(和希そら)が小公子www
お腹痛いやめてーーー!笑
うっかり笑い死ぬところだったので遥羽ららちゃんの小公女を見てなんとか心を落ち着けました。ああ、ららちゃんかわいい、すき。
と!次は王家に捧ぐ歌(朝夏まなと&実咲凜音時代)から月の満ちるころをずんちゃん(桜木みなと)と星風まどかちゃんが!リアル新公コンビじゃないですか!!これはエモすぎる。
ずんちゃん、かっこよくなったなあ。まどかちゃんもちょっと見ない間に貫禄ついたし、歌も上達しましたね!
すごく素敵な気持ちに包まれたのにそれをぶち壊しにかかってくるトップ・真風涼帆氏と2番手・芹香斗亜氏ですよ!
大真面目に風と共に去りぬ(凰稀かなめ&実咲凜音時代)の1場面をそれぞれバトラーとスカーレットに扮しておやりになっていたのですが…。なんだかおかしくって。
特にスカーレットに扮したキキちゃん(芹香斗亜)がVIVA!FESTA!(朝夏まなと&実咲凜音時代)のソーラン節を男声でたくましい踊りと共に披露してきた時にはどうしようかとwww
宙組がこうだったので数年前までのパロディコーナーみたいな感じで行くのかと思ってたのに、他の組は至って真面目。笑
雪組コーナーはルパン三世(早霧せいな&咲妃みゆ時代)から咲ちゃん(彩風咲奈)が次元さんに、凪様(彩凪翔)が石川五ェ門に扮して。
そしてルパン三世は何故かあーさ(朝美絢)とあやなちゃん(綾凰華)の2人に。ルパンが2人というのにジワジワ笑いが。そういえば、このおふた方は出演されていませんでしたね。
ひかりふる路からはトップコンビが聴かせてくれました!耳がしあわせ。最後はまさかのCONGRATULATIONS宝塚!!(壮一帆&愛加あゆ時代)
トップコンビにあーさ、あやなちゃん、彩みちるちゃん、潤花ちゃんと半数以上が当時出演されてないなかったけれど、雪組の歌として皆さんで歌っていらっしゃるのがなんだか素敵なことだなと。
続くトップさんたちのスペシャルソングはご自身のターニングポイントとなった歌を選んだとのこと。最近の曲からかなり古い曲まで、個性が出ていました。
れいちゃんは花より男子からまっすぐなあいつを。すっごく最近!というか今年じゃん!笑
私は拝見していないのであまり詳しいことは存じ上げないんです…。なぜお選びになったのか気になります。
でも、好きなのに素直になれないみたいな歌詞でその相反する感情に苦しんでいるのが伝わってきて。技術的にはまだまだですが、なんだか心にぐっときてしまってうるうるしてしまいました。
続くことちゃんはスカーレット・ピンパーネルから君はどこにを。ことちゃんにとってショーヴランは憧れのちえちゃん(柚希礼音)が初演で演じていた役ですし、2番手として本格始動した役ということもあり思い入れがあるのも納得。
3年ぶりの君はどこに。ショーなのに、キラキラのブルーのお衣装なのに、そこにいたのはショーヴランそのもの。それくらい情感たっぷりに歌っていらっしゃって。いつの間にか涙がツーっと頬をつたっていました。
ことちゃんの歌に泣かされたのは意外にも初めてかもしれません。そこからは涙腺がもうゆるゆる。
ゆりかちゃんが初舞台の作品、NEVER SAY GOODBYEを歌っていらっしゃるのもなんだか泣けちゃって泣けちゃって。
ちょうどこの作品、私が宝塚を見始めた2006年の作品で長きにわたってトップを務められた和央ようかさんと花總まりさんのサヨナラ公演だったんですよね。
生では観劇していないのですが、主題歌だけは聞いたことがあったので懐かしさもありました。そういえば、ゆりかちゃんは初舞台が宙組ということで、縁もゆかりも無いところに組替えしたわけじゃなかったんだと今更ながら気づいてまた涙。
だいもんも古い曲をお選びになりましたね。花組の春野寿美礼さんが歌っていらっしゃった世界の終わりの夜にを。どういった思いでお選びになったのかはわかりませんが、とりあえずオサさんへのリスペクトを感じでこれまた涙。
タカスペでこんなに泣くことになるなんて思ってなかったです。1部ラストは2番手さんを中心に。個人的には愛月ひかるを挟む水美舞斗と朝美絢。そして瀬戸かずやを挟む瀬央ゆりあと桜木みなとが我得でしかなくて。
95期バンザイ!ここ最近の運営側の95期推せ推せ大作戦は本当にファンにとってはありがたすぎることで。
楽屋やお稽古場で普段会えない同期と楽しいひとときをお過ごしだとよいのですが。トップさんがお2人もいらっしゃるからなかなか難しいかな?いつかまた楽屋でのエピソード聞けるといいな。
そして!エルクンバンチェロめちゃくちゃ暑苦しくて良かった!!テンション上がりました!
休憩前に涙を乾かす時間できてよかったです。涙でぐしょぐしょのままじゃお手洗い行けませんもの。笑
そしてそして。私、気づいちゃったの。
2番手さんがキキちゃん、咲ちゃん、愛ちゃんと3人93期でしょう?93期の初舞台のシークレットハンターで安蘭けいさんがエルクンバンチェロ歌っていたんですよ~!初舞台の歌を歌うシリーズ再び、です。
ああ、宝塚ってこういうところが本当に素晴らしいですよね!!さて、そんなこんなであっという間に第1部は終了。やばい、かなり長くなっているぞ。
第2部の感想も続けて書いちゃうのでぜひ最後までお読みください。笑
第2部
幕開きは娘役トップさんたちを中心に娘役のナンバー。かわいいの嵐でしたね。
そして花組コーナーはまさかの虞美人(真飛聖&桜乃彩音時代)。朝夏まなとさん、紅ゆずるさんの同期の桜乃彩音さんの退団公演でした。
ひとこちゃん(永久輝せあ)の劉邦はのちに雪組トップになった壮一帆さんが演じていらっしゃいました。ひとこちゃんはタカスペで本格的に花組デビューとなったわけですが、壮一帆さんのお役ができて嬉しかったのではないでしょうか。
そして驚いたのが聖乃あすかくん!虞美人に扮していましたが、顔の角度や表情が時折彩音ちゃんに似ている時があってびっくりしました。
トップコンビのお2人はME AND MY GIRL(明日海りお&花乃まりあ時代)の1場面を。
かわいいー!この2人絶望的に歌が下手なんですけどお芝居は素敵だと思います。ところどころ笑いが起こっていましたし。
最後は花より男子の曲を。かなりバラエティに富んだ選曲でした。
そして、個人的には花組コーナーの振付が鈴懸三由岐さんなのがエモエモでした。春野寿美礼さん時代のファントムでのダンスや明智小五郎の事件簿のお役が印象的だったのでこうして裏方として活躍されているのを見ると嬉しいです。
最近、星組だった百花沙里さんも振付でよくお名前拝見しますよね!嬉しい。
さて、待ちに待った星組さんはことちゃんが配属されてからの3人のトップさん時代を振り返ることができる構成で、上田先生ナイスと思わず心の中でガッツポーズをしました。
まずうたかたの恋(紅ゆずる&綺咲愛里時代)を愛ちゃんとなこちゃんで。1つ気になったのがなこちゃんの髪飾りかなあ。
もともとご自身で苦手と仰っていますが、ライビュでアップになった時にあちゃー、と思ってしまいました。いや、お忙しい中やったこともない役のためにご準備されただけでもすごいところなのですが。
ちょっと月とカチューシャのバランスがよろしくなかった気がする。これ思ったの私だけだったら土下座します。
でも、歌は素敵でした。こういったザ・宝塚みたいな役はあまりされていないと思うのですが今後はこういうのもいいなと!
そしててんてん(天寿光希)とせおっち(瀬央ゆりあ)を中心に眠らない男・ナポレオン(柚希礼音&夢咲ねね時代)から嵐のように生きた男を。
100周年の皮切りとして楽曲も衣装も舞台セットもかなり力を入れていたのに脚本がズッコケていたという印象。ということであまりDVDを見返したりしないので、久々にこの曲を聴いたのですが…曲はいい曲ですね!笑
そして満を持してことちゃん登場。最後の新人公演主演作品だった黒豹の如くから俺の海を。こちらの作品は柴田先生の作品でしたね。そしてちえちゃんの退団公演でもありました。
新人公演の挨拶で、ことちゃんは涙ながらにちえさんの最後のお役をさせて頂けるのが本当に幸せとお話されていて。すると!客席からちえちゃんが私もーー!と声をかけて下さって。出演者も客席も涙に包まれたというエピソードがあります。
5年ぶりのアントニオ・デ・オダリス伯爵。あの時と同じ軍服姿に再び涙腺崩壊。帽子を取ると、あの時と同じ形のリーゼントで。
ちえちゃんに手取り足取りことちゃんに似合うリーゼントを研究してもらったという例のリーゼントです。これが泣かずにいられましょうか。
最後は桜華に舞え(北翔海莉&妃海風時代)!みんなのことを愛しそうに見つめることちゃんが印象的でした。
柴田侑宏先生を偲ぶコーナーではやはり聞き馴染みのある名曲揃いで、改めて先生の功績、その大きさを感じました。
ことちゃんは紫子から花風吹を。ことちゃんに紫子を!誰ですかそんな素晴らしいことを思いついた方は!!アルジェの曲を歌うかなと思っていたこともあり、このセレクトは完全に盲点。
ですがことちゃんの持ち味に合っていて、そうかこの先紫子という手もあるなと気付かされました。せっかくトップになったんだから今まで見たことない感じのが見たいのよ!
(…とまたロミジュリへの文句を言ってしまう。いいんですよ!?いいんですけどね!?最近新公の焼き直し多すぎません!?
ことちゃんの場合は愛という当たり役という意味でも思い入れもあるでしょうから仕方ないと思いますが。でもやっぱり違う感じのが見たかったな。)
おわりに
さて、こんな感じで感想を述べてまいりました。最後に愚痴ってしまいましたが。笑
不快になられた方いらっしゃったら申し訳ないです。
総括としては、ことちゃんがキラキラのお衣装を着て、真ん中で歌っていらっしゃって、MCも頑張っていて、出番も多くて…。そのひとつひとつに、ああ、トップになったんだなあといちいち感激して。
たくさんの幸せをもらった公演でした。同期の方の活躍も目覚しく、嬉しかったです。
そして、欲を言うならば、もう少しなこちゃんとの絡みが見たかったというのと、ロックオペラモーツァルトから1曲聴きたかったなと。贅沢な望みですかね。
来年は花組さんがタカスペお休み組。星組さんはご出演ということで楽しみに待ちたいと思います。
今年お休みだった月組さんについては、月城かなとさんが2番手として初めてご出演の予定ということになりますね。これもまた楽しみにしたいと思います。
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。それではまた。
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