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96期以下の男役スターの未来を考える①96期・97期・98期

こんにちは、zukacotoです。

今日はタイトル通り!96期生以下の男役スターさんたちの未来について少し考えてみました。

これからの活躍が大いに期待されている95期生も気付いたら研13とかなり学年が上がってきました。

もちろん、95期の皆さまにはこれからも沢山活躍して欲しいのですが…。そろそろ95期よりも下級生の男役さんたちにも2番手、3番手の立ち位置が回ってきてもいいのではないかな…なんて気持ちもある。

そんなわけで、96期生以下の男役スターさんの未来について少し考えてみたいなと思い至りました。もしよければお付き合い下さいませ~!

95期以下の男役スター布陣

さて、まずは95期生以下の男役スターさんたちの布陣を見ていきたいと思います。

現状の組体制はこちらです。

花組 月組 雪組 星組 宙組
トップ 柚香光 珠城りょう 望海風斗 礼真琴 真風涼帆
2番手 瀬戸かずや 月城かなと 彩風咲奈 愛月ひかる 芹香斗亜
3番手 水美舞斗 鳳月杏 彩凪翔
朝美絢
瀬央ゆりあ 桜木みなと
バウ
主演済み
永久輝せあ
聖乃あすか
暁千星 和希そら
瑠風輝
新公
主演済み
飛龍つかさ
優波慧
帆純まひろ
一之瀬航季
夢奈瑠音
蓮つかさ
英かおと
風間柚乃
礼華はる
綾凰華
諏訪さき
縣千
彩海せら
綺城ひか理
天華えま
極美慎
碧海さりお
天飛華音
紫藤りゅう
留依蒔世
鷹翔千空
風色日向

96期以下の方に色をつけてみましたが、今のところ3番手以内に入っていらっしゃる方は一人もいらっしゃらない…。

これって実はわりと異常事態っちゃ異常事態なんですよね。

例えば、今のトップスターで言うと…。

早期就任組の真風・礼・柚香は新公学年内の研7で3番手に就任しています。わりと遅めの出世だった望海も3番目ポジに昇格したのは研10頃のこと。

また、2番手就任も早いほうから礼が研8、柚香が研9、真風が研10、望海が研13

ちなみに超早期就任の珠城は3番手、2番手の立ち位置があまり明確でなかったため今回は省きます。

さて、今のトップさんたちを基準に考えると、98期生~101期生がすぐにでも3番手になってもおかしくはないし、究極をいえば100期生が2番手に就任したっておかしくはないってことになりますよね。

それが、今の2番手・3番手は95期(研13)以上の上級生たちで占めてしまっている。

宝塚の将来のことを考えると、この状況はあまりよろしくないんじゃないかな、という気がしてしまうんですよね。

96期生の未来を考える

今年で研12になった96期生は、トップ娘役を4名も輩出した代わりに、男役さんたちは主演経験者が少ないのが特徴です。

新公主演経験者は以下の4名。

  • 優波慧
  • 夢奈瑠音
  • 和希そら
  • 紫藤りゅう

皆さんトップ路線かというと微妙…という感じですよね。ただ、別格なりに皆さん役付きは結構いい気がする。

今後トップスターになれる可能性があるとすれば、バウ単独主演を2回経験(予定)の和希そらくらいでしょうか。

ただし、彼女は組内での立場は4番手とかなりいいですが、歌劇のお正月ポートレートメンバーからは外されているのが引っかかる。

そして、一期上の桜木みなとの存在がある限り、これ以上の昇格は難しいのかもしれません。組替えがあればまた違うのでしょうけれど…。

97期生の未来を考える

今年度で研11となる97期生は男役・娘役ともに不遇、というイメージ。

カリキュラムが変わったか受験要項が変わったか何かで、音校時代から退学者・留年者が続出と波乱のスタートでした。

97期生で新公主演経験のある男役さんは以下の4名。

  • 永久輝せあ
  • 蓮つかさ
  • 綺城ひか理
  • 留依蒔世

全体的に不遇ではありましたけれど、唯一下級生の頃から御曹司ロードを歩んできたのが永久輝。明日海りおの後任としてVISAガールという最強カードもゲット。

しかし…その割に組内の立場は上がることなく足踏み状態が続きます。

研11にして別箱主演経験もバウ主演1回のみ。

95期生以下の育成が急務な今の状況ですが、まずは彼女の立場を上げて主演経験を積ませることから始めるべきではないかなというのが個人的な意見です。

他の方で言うと、永久輝に押し出される形で星組に組替えした綺城が予想以上に立場をググッと上げて活躍中。組替えのご褒美にしては毎公演いい役や場面をもらえているので、しばらくは4番手的な立場を任されていくことになるのかなあ。

98期生の未来を考える

今年で研10という節目の年を迎える98期生は、96期生や97期生と比べるとスター豊作ではあるのかなという印象です。

新公主演経験者は以下の5名です。

  • 飛龍つかさ
  • 暁千星
  • 綾凰華
  • 天華えま
  • 瑠風輝

各組に主演経験者がいい感じにばらけていますね。

98期生の先陣を行くのは暁。しかし、研4でバウWS主演、研6でバウ単独主演を果たしたという華々しい経歴がある割には、組内での立場は長らく停滞気味といいますか。

研6でバウ単独主演というと、真風・礼・柚香と同じですので、今頃とっくに2番手になってもおかしくはないんですけどね。

月組はトップスターが退団することが決まっていますので、ここで立場を上げられるか注目です。

バウ主演経験者はもう一人、宙組の瑠風輝。彼女も超路線のイメージがありましたが、暁と同じく組内での立場は停滞気味。

バウ主演経験者にも関わらず歌劇のお正月ポートレートメンバーから外されていたのも不可解ですよね。

宙組はトップ以下2番手・3番手・4番手までが詰まりに詰まっている状況ですので、このまま宙組で昇格するのを待っていると確実に時間切れになりそう。

組替えで外に出してもらえるか、あるいは上級生たちの誰かが組替えしない限り結構厳しい状況ではあるのかなと思います。

主演未経験のわりに組内での立場がいいのは綾凰華と天華えま。彼女たちは今後もしかしたらバウ主演も夢ではないのかな…なんて。

以前、私が調査したところによると歴代のトップスターの大半が研10までにバウ単独主演を果たしているので、彼女たちは今年がラストチャンスということになると思います。

特に、綾は新トップコンビのプレお披露目公演で2番手格での出演ということになるでしょう。組体制が変わる今、立場を上げられるかどうか注目したいところです。

おわりに

少し長くなってきたので、今回は98期生までで一旦切ります。

96期生~98期生はやはり95期生の割を食ってしまったのか、あるいはたまたま人材がいなかっただけなのか、これは!と思うスターさんが少なめではある気がする。

今後確実にトップになれそうなのは、歌劇のお正月ポートレートメンバーにも選ばれている永久輝せあ暁千星の2名だけ、というのが個人的な印象です。

他の方は99期生以下の育成状況によってはチャンスありという感じですかね…。

長らく新人公演が出来ていなかったことを考えると、今後は娘役同様に男役も上級生登用の傾向が高まっていくということもあり得るか。

そうなれば、もう2,3人くらいはトップスターが誕生する可能性はあるのかもしれません。

とはいえ、引き続き95期の登用も続くでしょうし…。

依然96期~98期生は難しい状況であることには変わりないのかも。ここで頭一つ抜けられる方が出てくることを期待しています。

次回は99期生~102期生の皆さんについて考えられたらいいなと思っています!

それでは今回はこの辺で。

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宝塚が大好きな大学生。 初観劇は2006年雪組全国ツアーのベルサイユのばら。現在の贔屓は星組トップスター礼真琴さま。 プロフィール詳細はこちら

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