こんにちは、zukacotoです。
月組トップスター、たまきちこと珠城りょうの退団が発表になりました。
来年あたり退団かな、とは思っていましたが雪組トップコンビが退団会見をしたことも記憶に新しく、こんなに早く発表するとは思ってもいなくて。
まさに寝耳に水といいますか。
今回はたまきちについて思うことと、次期トップスターが誰になるということについてお話していきたいと思います。
珠城りょうについて思うこと
たまきちは94期生として入団、月組配属後は超御曹司として下級生の頃から破格の扱いを受けていらっしゃいました。
そして単独トップスターとしては天海祐希に次ぐ研9での就任と華々しい経歴をお持ちです。が、その割にはトップになってもイマイチぱっとしなかったなというのが月組をあまり観ない私の印象。
そりゃ観てないんだからあんたにはわかんないだろ！とファンの方からは袋叩きに合いそうですが。
同じく雪組もご縁がなくて最近はあまり観ていないのですが、それでもだいもん(望海風斗)からは何か突出したものを感じるといいますか、コレ！というものがありますよね？
でもたまきちにはそれを感じなかった。
男役として恵まれた体格だし実力にも穴がない。
なのになんで？？
私は偏に就任を急ぎすぎた劇団のせいだと思っています。
たまきちは2番手時代をほぼ経験せずにいきなりトップに就任されてしまいました。この2番手時代というのがなかなかに大事な時期だと私は思っていまして。
例えば我がご贔屓礼真琴さまに2番手時代がなかったら、彼女にここまでの深みは出なかったでしょう。特に紅ゆずるさんからは人としての在り方やお客様に対する姿勢など精神的な部分で多くのことを吸収されているのを感じました。
あるいは紅ゆずるに北翔海莉がいなかったら？と考えてみてください。
柚希礼音時代はさゆみさん(紅ゆずる)は2番手ではあったものの、ゆりかちゃん(真風涼帆)とニコイチ的な扱いでした。
みっちゃん(北翔海莉)時代でしっかりと2番手を経験されたことは、彼女がトップになってから大いに活かされていたと思います。
レジェンドと呼ばれた柚希礼音さんも安蘭けいさん時代にしっかりと2番手を経験したことで、一回りも二回りも大きく成長され、初めはその実力差に批判の声も大きかったのも徐々に無くなっていきました。
星組はそういった意味で人事としては上手く行っている方だと思います。
しかし月組はそれがなんだかちぐはぐになってしまっているというか、歯車が上手く噛み合っていないというか。
そのちぐはぐの発端は明日海りおを準トップに据えたことだと思うのですが…。
まあそれはさておき、2番手を経験しなかったことはたまきちの成長の機会を奪うことだったのではないかと思うのです。
2番手は1番オイシイ役がたくさん回ってきますし、トップさんの近くにいることで組を率いていく心構えをするという意味で役者としても人間としても成長できる時期ではないでしょうか。
就任を急いでいいことなんて絶対にありません。恵まれた体格をお持ちで、実力もあったのに。もっと活躍できたはずなのに。そう思うと口惜しくてなりません。
月組次期トップは誰か
さて、たまきちが退団となると話題になるのは二つのことですね。
就任したばかりの美園さくらは同時退団するのか。そして次の月組トップは誰か。
美園さくらちゃんは何となく続投して2,3作やって退団かなと思っていますが、さてどうなることやら。
そして次の月組トップは誰かということですが、私が思い浮かぶ候補は2人しかいません。
- 順当に月城かなとを組内昇格
- 落下傘で芹香斗亜
他にも鳳月杏、凪七瑠海、瀬戸かずや、愛月ひかるらを推す声もありましたが、まずもってありえないと私は思います。
トップになるには2番手羽根を背負うことが必須条件ですし、少なくとも過去10年で2番手羽根を背負わずにトップになった方はいません。
専科からの星組に落下傘でトップに就任した北翔海莉さんも月組特出時に2番手羽根を背負われていました。ということで、凪七瑠海さんと鳳月杏さんの就任はありえません。
そして瀬戸かずやさんも愛月ひかるさんも既にそれぞれ新生花組、星組の2番手としての役割が与えられたばかり。これからという時に異動はないと思います。
雪組は彩風咲奈で決まりでしょうし、そう考えると候補は月城かなとか芹香斗亜かに絞られます。
個人的には実力も人気も申し分ないれいこちゃん(月城かなと)でほぼ確実だと考えています。前回のIAFAが一本物ながら彼女に2番手羽根を背負わせた理由がそこにあるのではないでしょうか。
そして何と言っても彼女は95期生です。礼真琴、柚香光が続けて就任した今、この波に乗って彼女も就任してしまうのではないかと。
全国ツアー主演も発表されたの裏付けになりますね。この時期に全ツ主演ですから、トップ就任前恒例の挨拶回りとみていいのでは？
しかし紅ゆずるの風と共に去りぬの例がありますからね。
れいこちゃんには、あの頃のさゆみさんと全く同じで、体調面と2番手としての経験の浅さには若干の不安があるのです。
となると2番手として5年もの経験を詰んでいる芹香斗亜が月組に！？2番手を5年はさすがに長すぎますもんね。
そろそろ就任させてあげてもいいだろうし、月組に新しい風を吹かせるという意味でもいいなとは思いましたが…。
可能性としてはなくはないけど、ほぼないと言って間違いないでしょう。
芹香斗亜が宙組からいなくなるとすると桜木みなとが2番手、あるいは2番目に就任ということになりますよね。
現トップの真風涼帆も2021年には退団と言われているのに、この間3番手羽根を背負ったばかりの桜木みなとがそのまま真風の跡を継いでトップになるかと言うと。
どう考えてもまだ早すぎる、というのが正直なところ。
れいこちゃんの方が常に早くステップアップしてきたので、れいこちゃんよりも先にずんちゃん(桜木みなと)が就任するというのも考えにくい。
そうなると、月城かなとをこのまま就任させてしまうのが1番丸く収まるのではないかというのが私の考えです。
番狂わせがあるのが宝塚の人事ですので絶対とは申し上げられませんが…。
それにしてもれいこちゃんでダルレークの恋とは！チケ難ですねこれは！
そんなダルレークの恋の裏ではたまきちがバウ、さくらちゃんがミュサロと思わず｢ん！？！？｣とお知らせを二度見してしまうようなニュースが次々と飛び込んできました。
全ツヒロインがさくらちゃんなら続投確実でしたが、こうなるとわからない。引き続き動向を見守りたいと思います。それではまた。
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