こんにちは、zukacotoです。
今日は、2021年の宝塚人事を考えるシリーズ第2弾として「芹香斗亜はいつになったらトップになれるんだ問題」を考えてみたいと思います。
もしご興味あればお付き合い下さい。それではさっそくスタート!
芹香斗亜の現状
まず、キキちゃんの現状を確認しておきたいと思います。
- 花組「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲」
- 花組「新源氏物語/Melodia」
- 花組「ME AND MY GIRL」
- 花組「雪華抄/金色の砂漠」
- 花組「邪馬台国の風/Sante!!」
- 宙組「天は赤い河のほとり」
- 宙組「白鷺の城/異人たちのルネサンス」
- 宙組「オーシャンズ11」
- 宙組「El japon/アクアヴィーテ!!」
- 宙組「アナスタシア」
大劇場作品にして現在10作目。
1作目が2015年3月~6月、そして10作目のアナスタシアが2021年2月に終わることを考えると、最低でも丸6年2番手を務めることになります。
これが長いか短いかと言ったらめちゃくちゃ長い。
では、普通はどのくらいの期間2番手を務めるのかというと…。
トップと違って2番手の場合、どこから2番手と数えればいいか図りかねるところもあるので一概には言えないので難しいところ。
とりあえず現トップスターの2番手歴をチェックすると以下の通りになりました。
2018年1月~3月「ポーの一族」より4作
※初2番手羽根は2018年5月「あかねさす紫の花/Sante!!」
2016年6月~9月「NOBUNAGA/Forever LOVE!!」1作のみ
2015年1月~3月「ルパン三世/ファンシー・ガイ!」より5作
※初2番手羽根は2015年7月~10月「星逢一夜/Greatest HITS!」
2017年3月~6月「THE SCARLET PIMPERNEL」より5作
※初2番手羽根は2017年9月~12月「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA」
2015年6月~8月「王家に捧ぐ歌」より5作
※初2番手羽根は2016年1月~3月「Shakespeare/HOT EYES!!」
※2番手羽根サイズの羽根は星組時代にも経験済み
一般的には望海風斗・礼真琴・真風涼帆のように新トップ就任のタイミングで2番手になり、そのままトップを引き継ぐという形が多いですよね。
そうなると、必然的に「2番手歴=前任トップの任期」となるわけです。だいたい5作くらいが目安となりそう。
しかし、キキちゃんの場合は既に花組で5作も2番手を務めていながら、真風涼帆トップ就任のタイミングで宙組に組替えしました。
ゆりかちゃんは92期、キキちゃんは93期と学年が1学年しか違わないですし、ましてゆりかちゃんは超御曹司だったので、通常任期以上を務めることは十分予測できたわけで。
当時も「よりによって何故長らくトップの座が空かなそうな宙組に?」と思ったのを覚えています。結果的にまかキキコンビは相性抜群で組替えしてよかった、とは思っていますけどね。
宙組で就任する説
さて、ここから本題です。
キキちゃんがトップになれるとしたら、現状宙組か月組かということになりそうですよね。
ということで、まずはこのまま宙組で就任する場合のことについて考えてみたいと思います。
真風涼帆は7作以上が確定
今日発売の歌劇12月号によると、次号の表紙は「真風涼帆」であるということが判明しました。
歌劇の表紙を務めるのは年に1人1回までであり、トップスターの場合は退団月に表紙を務めるのが一般的です。
1月号の表紙をゆりかちゃんが務めるということはつまり、次回大劇場公演「シャーロック・ホームズ/Delicieux!」では彼女は退団しないということになり、任期は大劇場作品7作以上が確定したということになります。
真風涼帆が7作目で退団した場合
となると、キキちゃんが就任できるのはいつのことになるのか。
もし、真風涼帆が7作目で退団するとしたら退団公演はおそらく2022年2月~5月頃にかけて行われると考えられます。この場合、キキちゃんは研16就任となります。
ちなみに研16就任のトップスターは最近だと霧矢大夢・蘭寿とむ・紅ゆずるがいらっしゃいます。彼女たちの任期はそれぞれ以下の通りでした。
在任日数 | 大劇場作品数 | |
---|---|---|
霧矢大夢 | 846日 | 5作 |
蘭寿とむ | 1112日 | 6作 |
紅ゆずる | 1057日 | 5作 |
これに従うと、任期はだいたい3年弱。5作前後を務めて研18あたりで退団ということになりそうです。
真風涼帆が8作目以降で退団した場合
この先は今のまま年間8作での公演が続くと仮定した場合の話ですが…。
ゆりかちゃんが8作目で退団するとしたら、2022年9月~12月頃にかけて退団公演が行われることになりそう。この場合もキキちゃんは研16就任となります。
もし9作目以降となってくると、キキちゃんは2023年以降、研17以上での就任となりかなりまずい状況に。
最近だと壮一帆が研17就任でした。それよりも遅い研18就任には北翔海莉・大空祐飛がいらっしゃいます。
なお、現在のトップ就任最遅記録は入団から17年4ヶ月(研18の7月)での就任となった大空祐飛です。
キキちゃんが研18になるのは2024年のこと。つまり、2024年の7月までに就任できなければ最遅記録を更新してしまうことになります。
ちなみに、ゆりかちゃんが9作目で退団するとしたらキキちゃんは2023年8月頃の就任、10作目なら2024年3月頃の就任となります。
結局芹香斗亜はいつトップになれるのか
じゃあ、結局ゆりかちゃんはいつ退団して、キキちゃんはいつトップになれるのか、という話になりますよね。
ゆりかちゃんの退団時期は研12での早期就任だったことに着目するとだいたい予測できます。
過去10年のデータを見ると、研12までに就任した方は揃って皆さん長期でトップを務めていらっしゃいます。
在任日数 | 大劇場作品数 | |
---|---|---|
珠城りょう | 1624日 | 8作 |
柚希礼音 | 2204日 | 11作 |
龍真咲 | 1595日 | 8作 |
明日海りお | 2023日 | 10作 |
平均 | 1862日 | 9.25作 |
なお、珠城が研9、柚希が研11、龍と明日海が研12就任です。
ゆりかちゃんは研12就任なので、8作までは全然あり得ますし、10作以上ということも前例としてはあります。
でも、キキちゃんが後ろに控えているとしたら、8作が限界じゃないかというのが個人的な感想です。7~8作目で退団ということならキキちゃんも研16で就任できるので、通常任期を務めることも可能ですしね。
ということで、結論。
キキちゃんが宙組で就任するなら、あと2作か3作2番手を務め、2022年に研16で就任することになるのではないかと予想します。
月組に落下傘説
次に、芹香斗亜月組落下傘説についても見ていきたいと思います。
ただし、月組2番手の月城かなとくんが全国ツアー主演に抜擢されていたことを考えると、次期月組トップスターは月城で間違いない、というのが私の意見であることを先にお伝えしておきます。
過去には紅ゆずるの例もありましたが、あれはあくまでも例外だと私は思っていて。実力面や体調面に不安があったために、北翔海莉を間に挟むことになったのだと理解しています。
その点、月城は別段問題なさそうですし。紅以外は全ツ後まもなくトップスターに就任している方ばかりですしね。
しかし、それでもキキちゃん月組落下傘説がたびたび言われるのは、キキちゃんの2番手歴の長さが関係しているからでしょう。
前述の通り、このまま宙組にいるとしたら2番手を12~13作、年数にして7年務めることになります。今の時点でも長すぎるのに、あと1年以上も待つのかという気は確かにしますよね。
では、仮に月組に落下傘するとしたらどのタイミングになるのか。おそらく以下のスケジュールになると考えられます。
-
~2021年2月宙組「アナスタシア」
-
4~5月宙組「ホテルスヴィッツラハウス」
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5月8日付芹香斗亜月組に組替え
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5~8月月組「桜嵐記/Dream Chaser」珠城りょう&美園さくら退団公演
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8月16日付芹香斗亜トップ就任
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10月頃月組「演目未発表」トッププレお披露目公演
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2021年1月月組「演目未発表」大劇場お披露目公演
月組でトップにということなら、次の別箱公演「ホテルスヴィッツラハウス」の千秋楽翌日付で組替えし、たまきちの退団日翌日付でトップ就任ということになりそう。
組替え発表の時期はまちまちで、東西で組替えの挨拶が出来た方もいれば、東のみという方もいらっしゃるので何とも言えないですが…。
ただ、キキちゃんがもし月組に行くということであれば、早くて「アナスタシア」の大劇場千秋楽である12月14日までに発表があるかもしれません。ってもうすぐですけど!笑
おわりに
今回は芹香斗亜はいつになったらトップになれるんだ問題を考えてみました。
私としては「宙組であと2作か3作2番手を務め、2022年に研16で就任する」という予想を1つの結論として出したいと思います。
うん、これがやっぱり1番妥当な気がする。
はてさて、一体どうなりますか。今後の動向を見守りたいと思います。
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明日海さんの大劇場作品は、10作品だと思います。
記事に関係なくてすみません。
ご指摘ありがとうございます!先程訂正させて頂きました!