こんにちは、zukacotoです。
今更ながら星組の極美慎と天飛華音がMCを務める「Dream Time」をタカラヅカオンデマンドで拝見したので、今日はザッとですが感想をお話しようかなと思います。
ちなみに、私が拝見したのは星組トップスター・礼真琴がゲストの回です。
それではさっそくスタート!
我得でしかない3人
礼真琴さまファンの私にとって、珍しく下級生との絡みが見れるというだけでも嬉しいのに、その相手が極美&天飛とは!
これを我得と呼ばずして何と呼ぼう。笑
極美はアルジェの男のアンドレを拝見して以来、すごく気になる存在でありまして。
恵まれたビジュアルとスタイルに加え、実力もまだ拙いところもありながら時折ハッとさせるようなものを見せてくれるので、将来が楽しみな男役さんだなと思っています。
天飛を知ったのはもはやいつのことだったか覚えていなかったのですが、ドリタイの中でも話題に出た「阿弖流為」が最初だったと気が付きました。
彼女は成績もよく、舞台度胸もあり、新人公演だけでなく本公演でもかなりの抜擢を受けていますよね。でも、ちょっと自信なさげなところもある。
それが、下級生の頃の礼を見ているようで、つい応援したくなるような存在です。
さて、そんな3人のトークですが、終始「かわいい」の連続でしたね。
と、同時に礼が下級生からも慕われているのだな…ということが実感できて、ファンとしては嬉しかったです。
少なくとも、極美や天飛にとっては、わりと親しみやすいというか、話しかけやすいトップさんなのかなという印象を受けました。
トップさんって孤高の存在というか、下級生からしたら「話しかけるなんてとんでもない」みたいな感じになることが多いような気がしていたので、これからも礼に対しては沢山話しかけて色んな事を学んで欲しいな、なんて思った次第です。
お前何様だよ、って感じですけど。笑
礼真琴の天賦の才
トークの中で、すごく興味深かったのは「歌うときに何を聴いているのか」という内容のお話。
具体的なことはここでは申し上げませんが、「声の返り」が極美や天飛にとっては難しいところらしく。
私は当然素人なもので、声の返りがどうだなんて気にしたこともなく。舞台をやる方はこういうことを考えたりするものなのか、と目から鱗でしたね。
対して、礼は自分の声を聴いていない、との返答。
ん??どういうこと??
我が贔屓ながら訳が分からん。笑
礼の中ではきっと感覚的に「こう」みたいなのがあるのかなと思いますが…。
極美と天飛の反応を見ると、おそらく自分の声の返りを聞かないで歌うというのは相当難しいことらしい、ということは分かりました。
礼は、きっとご本人の努力も勿論あるとは思いますが、そういう舞台人としての「感覚」にも優れた方なんだなと。
まさに天賦の才。
今までにも歌が超越している、と感じたスターさんには、例えば元花組トップスター・春野寿美礼さんや元星組トップスター・安蘭けいさんなどがいらっしゃいましたが、彼女たちの話も聴いてみたくなりました。
何をどうするとあのように舞台の空気を振動させるような歌になるんでしょうね。
極美慎のこれから
極美と天飛はきっとこれからどんどん活躍の場を広げていく方々だと、私は勝手に思っているのですが…。
極美に足りないものは、礼がトークでも仰っていたように「熱くなること」だと思います。
いや、彼女は別に熱くない訳じゃないと思うし、一生懸命やっていらっしゃると思うんですが…。
礼がいつも極美には熱くなれ!って言っている、というお話を聞いて、何だかストンと腑に落ちたというか。
そこだ!極美に足りないのは!って。笑
なんて言うんだろう。彼女はもっと出来る気がするんですよね…。
いや、本当に一ファンが何を偉そうにって感じですけど。汗
キラキラだけじゃない何か、がもっと出てくるといいのかなと思います。せっかくいいものを持っているんですから。
それにしても、極美が結局「本役・礼真琴」を経験出来なかったことは、彼女にとってかなりの痛手なような気がします。
彼女が今まで経験したのは、紅ゆずるが2回、七海ひろきが1回、愛月ひかるが1回、瀬央ゆりあが2回、紫藤りゅうが1回。
こうして見ると、礼真琴は皆さんと全く違ったタイプのスターさんじゃないですか。
きっと、すごく勉強になったと思うんです。
多分、新人公演のロミオで経験するはずだったと私は勝手に思っているのですが…。それだけが残念でなりません。
その分、本公演で沢山のことを吸収して欲しいなと思っています。
天飛華音のこれから
天飛は今年で研6になります。
そろそろ、”少年役”からの脱却を図りたいところですよね。
「霧深きエルベのほとり」「アルジェの男」「眩耀の谷」と同じような少年役が続いてしまっているのが気がかりで。
「エル・アルコンー鷹ー」でキャプテン・ブラックという人気キャラクターに抜擢されましたが、やはりまだ大人の役になると気負いもあるように感じられました。
いや、学年を考えると本当にすごいと思いますけどね!?
思い返せば、礼もこの学年の頃はまだ少年役の方が似合っていましたし。
とにもかくにも、舞台度胸は充分すぎるほどあると思うので、これからどんどん経験を詰んでおっきくなって欲しいなと思います。
月組から新人公演も再開することになりましたし、彼女ならあと1回くらいは「本役・礼真琴」を経験出来ると思います。
個人的には「本役・愛月ひかる」というのも経験出来たらきっと面白いスターさんになれそうな気がする。
あるいは、「本役・美稀千種」とか、そういうのも経験出来たらいいかもしれない。
残り何回新公に出られるのかはわかりませんが、是非とも有意義な時間を過ごして欲しいなと思っています。
おわりに
さて、今回は礼真琴・極美慎・天飛華音が出演の「Dream Time」について感想をお話しました。
ネタバレを極力避けようとしたら、番組の感想と言うより、それぞれのスターさんについて語るだけになってしまいましたね。笑
さて、ロミオとジュリエットが終わると星組さんは3つのチームに分かれることになります。
礼は「VERDAD!!」にご出演。こちらはショー作品になりますね。
極美は轟悠主演の「婆娑羅の玄孫」にご出演。天飛は愛月ひかる主演の「マノン」にご出演とのこと。
個人的に、極美・天飛がお芝居組である、というのは「正解」なような気がしています。
もちろん、ショーの方でも得るものはあるでしょうけど…。
今のお二人にとっては最善の振り分けだと思います。ぜひとも上級生の皆さまから色々なことを吸収して欲しいなと思います。
それでは今回はこの辺で。
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