こんにちは、zukacotoです。
2021年は2組のトップコンビと1名のトップ娘役、1名の2番手スターが退団するということで、各組のスター布陣が大きく変わろうとしています。
特に、95期の皆さんは3人目のトップスター誕生が決定したばかりでなく、立て続けに東上公演が決まるなど、未だ勢いは留まることを知らず。
私は礼真琴さまのファンということもあって、彼女が愛する同期生たちのことも応援してきました。
が、そんな95期生も今年で研13。
そろそろタカラジェンヌとして”終わり”を意識し始める時期だと思うのですよ、本来ならば。
皆さまの益々の活躍を嬉しく思う反面、劇団が95期生をこれからどうしていくつもりなのか、ふと考えてしまうことがあります。
各組で活躍する95期生
95期が伝説たる所以はいくつかありますが、その最たるものとして挙げられるのは主演経験の豊富さだと思います。
新公主演経験者7名全員が後にバウ単独主演を経験。これははっきり言って異常です。
それどころか、そのうち6名が東上公演の単独主演を経験することが決まっています。
今までにも伝説と言われた学年はありましたが、ここまで揃って抜擢が続くというのは宝塚史上でも初めてですよね、たぶん。
95期生はトップ娘役を既に3名輩出していますし、トップスターも既に3人目。
男役・娘役合わせて6名のトップさんを輩出するというのは、おそらく歴代最多。少なくとも私が調べたところによると、71期生以降では確実に最多でした。
さらに、神7のスゴいところは、研13にして未だ下級生に立場を抜かされている方が1人もいらっしゃらないということ。
劇団はおそらく95期生をまだまだ重用していくつもりなんだろうな、と感じているのはきっと私だけではないはずです。
劇団は95期をどうしたいのか
2021年8月以降の組体制は、組替えがなかった場合、おそらく以下の通りになると思われます。
花組 | 月組 | 雪組 | 星組 | 宙組 | |
---|---|---|---|---|---|
トップ | 柚香光 | 月城かなと | 彩風咲奈 | 礼真琴 | 真風涼帆 |
2番手 | 水美舞斗 | 鳳月杏 | 朝美絢 | 愛月ひかる | 芹香斗亜 |
3番手 | 永久輝せあ | 暁千星 | 綾凰華 | 瀬央ゆりあ | 桜木みなと |
95期の皆さんに色を付けてみましたが、こうして見ると異常事態っぷりが一目瞭然ですね。トップ~3番手が全部で15名いらっしゃるなかで、そのうち7名が同期って…。
95期ファンとしては嬉しいし誇らしいのですが、宝塚ファンとしては少々不安。
95期の神7全員がトップになれるわけではない、というのは当たり前として、だったらもっと下級生にチャンスと経験の場を与えるべきではないか?とつい思ってしまうんですよね。
ただ、96~99期生にトップスターになれそうな人材があまりいらっしゃらない、とも個人的には思っていて。
劇団が95期を重用し続ける理由ってここにあるんじゃないかな、って最近思い始めました。
つまり、100期生以下の下級生達が育つまでの”つなぎ”として期待されているんじゃないかなあと。
しかし、こうして表を眺めていると、神7全員がトップになるのは難しいにしても、全組制覇はあり得るんじゃないか、という気がしてきてしまいますよね。
そんな気がしてしまう、というだけで実際には同時期に全組揃えるというのはかなり難しいとは思いますけど…。もし全組揃えるとなると、確実にどこかで無理な人事が発生することになりますから。
私としても95期を揃えるために、他の方が犠牲になることはあってはならないと思っています。
なんて言いつつ、全組制覇したらしたできっと喜んじゃうんだろうなあ…。複雑なところです。
宝塚の未来について
これはあくまでも個人的な見解なのですが、きっとあと数年は、具体的にはおそらく2024年の宝塚110周年までは95期特需は続く気がしています。
その頃、95期生は研16。
2019年にトップに就任した礼と柚香はもうとっくに退団しててもおかしくはないし、2021年にトップに就任する月城も退団を考える時期になっていることでしょう。
その他の皆さんも、この頃までにトップに近い位置になければ、退団という選択をする者も出てくる学年だと思います。
宝塚110周年の頃には、100期生も研11になりますしね。
110周年の終わりと共に、きっと95期の時代は終焉を迎えることになる。
…あと、3年か。
劇団は95期をどうしていくつもりなんだろう、というテーマでこの文章を書き始めたものの、95期の皆さんの活躍を拝見できるのはあと3年くらいのことなんだと思ったら、なんだかそんなことを考えていた自分が急にばかばかしくなってきました。
限りある時間を、大切に。
皆さんの行き着く先がどこであろうと、各々が咲かせた花をただ私たちは愛でればいいのですよね。
おわりに
今日は大好きな95期のことについてお話してきました。
95期の抜擢については賛否両論あるところですが、私個人としては皆さんの活躍をこれからも見守っていこうと決意を新たにしました。
さて、雪組ではトップコンビがついに交代し、宙組では潤花ちゃんがトップ娘役に就任。花組では華優希ちゃんと瀬戸かずやくんが退団公演中。月組はトップコンビの退団公演稽古中。
各組の顔ぶれが1年のうちにこれだけ変わるというのは、私も宝塚ファンをやっていて初めてのこと。95期のことに限らず、宝塚ファンとして今年は特に一瞬一瞬を大切にしたいところですよね。
そして、唯一無風の星組では、ロミジュリ特需の真っ最中。B日程のBlu-ray発売も決まったとのことでおめでたい限りです。私も友の会先着順で奇跡的にチケットが取れたので、観劇を楽しみにしたいと思います。
世間ではコロナの状況が芳しくないですが、ジェンヌの皆さまがお元気で舞台に立てることを祈っています。
それでは今回はこの辺で。
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