こんにちは、zukacotoです。SNSなどで
というお悩みを多く見かけたので、そういった方のために「礼真琴おすすめ作品」をまとめてみることにしました。私はファン歴9年、彼女が研3の頃からのファンなのできっとお役に立てるのではないかと思います。
それではさっそく参りましょう!!
おすすめ作品10選
まずは入団から2番手時代まで1年ごとにおすすめを計10作品選んでみました。こちらはわりと知られている作品も多いので、後半ではもっとディープなマニアックなものもご紹介しています。
2009年 研1『薔薇に降る雨/Amourそれは…』
ことちゃんたち95期生の初舞台です。流石は95期、足上げの揃い方がレベチです。人間ってこんなに揃えるってことが出来るんだって感動します!ことちゃんも度々これを見返して頑張ろうと活を入れるとのこと。わざわざDVDなどを買う必要はないかと思いますが何か機会があったら見てみて欲しい作品です!
2010年 研2『ロミオとジュリエット』
ことちゃんは今でこそ歌のイメージが強いですが、最初に注目されたのはダンスがきっかけでした。ことちゃんは宝塚オリジナルの愛という役。
まだ男役に染まり切っていなかったのが功を奏し、とてもキュートでしなやかなダンスに「あの人は誰?」と皆が名前を調べ、男役さんでしかも研2だと知って驚く、までがデフォルトでした。
真風涼帆さん演じる死とのコンビも抜群。そしてロミオとジュリエットを見る包み込むような優しいまなざしや、両家の諍いを哀しそうに見ている目、そして時々ふっと死や争いへの憎しみを込めた目をするのが印象的でした。
オーディションで勝ち取ったというこの役は演出の小池修一郎先生に「日本初演の成功の一因となった」とまで言わせることになるのです。私も本当に大好きな役です。
2011年 研3『オーシャンズ11』
ことちゃんはカジノの歌手マイク役を演じました。研3にして早くも通し役をもらったことちゃん。この役はなんと!場面つなぎの役割でとにかく歌いまくる役だったんです。ダンスのみならずその歌唱力をも知らしめることになります。
舞台では下級生とは思えぬほどの堂々とした歌いっぷりでしたが、お稽古場では小池修一郎先生にこってりしぼられ、二言、三言の台詞に何時間もダメ出しを食らったんだそうです。
でも、そんなことを微塵も感じさせないのがことちゃんがプロと言われる所以。下級生らしからぬこなれた台詞回しにシビれること間違いなしです!
2012年 研4『めぐりあいは再び2nd』
トップ娘役・夢咲ねねちゃん演じるシルヴィアの弟・ルーチェ役。15歳でちょっと生意気なのがかわいいんです。かわいすぎてもう目が溶けますから。それだけではなくて、なんとこれがまたとんでもなくおいしい役なんです。
登場人物たちが入れ替わりゴタゴタと話しているのを柱の裏からのぞいて盗み聞きしているという設定なので20分くらい舞台に出ずっぱり!後ろでコロコロ表情を変えているのがまたかわいいの嵐です。
あとは、余裕があれば同時に上演されたショー「Etoile de TAKARAZUKA」を観て頂きたいです!記念すべき初階段降りの作品です。
2013年 研5『ロミオとジュリエット』
星組でロミジュリがまさかの再演。ことちゃんは役替わりで愛とベンヴォーリオを演じます。でも、私は敢えて本公演ではなく新人公演のほうをおすすめします。新人公演では念願の初主演でロミオを演じました。
初主演とは思えない仕上がりでロミオのフレッシュ感と若さゆえの危うさがよく表現されてました。
特に僕が怖いという曲はロミオが乗り移ったかのように泣きじゃくりながら歌っていて。礼真琴、恐るべしです。ことちゃんでロミジュリ再演も決定したのでこれを機にぜひ一度観てみて欲しい作品です。
2014年 研6『かもめ』
記念すべきバウホール初主演です!劇作家を志す青年コースチャ役でした。どちらかというと芝居に苦手意識のあったことちゃんがお芝居を楽しいと思えるようになったきっかけにもなった作品。
ロシア文学ということもあり、話が難解でこちらの解釈に委ねられる部分も多くて。決して楽しい話ではありませんし、宝塚的でもありません。しかしことちゃんはじめヒロインの城妃美伶ちゃん、コースチャの母親役音花ゆりさん、そしてその愛人トリゴーリンを演じた天寿光希さんなど皆さんの演技にひきこまれます。
宝塚でもここまで出来るんだ!という意味でも1度は観ておきたい作品です。特にラストのことちゃんのダンスは圧巻です。
2015年 研7『ガイズ&ドールズ』
紅ゆずるさん演じるギャンブラー・ネイサンの恋人アデレイド役。ことちゃん最後の女役です。本公演で初のポスター入りも果たしました。
今まで女役が回ってくることに対して悩んでいる様子を見せていましたが、この時はとっても前向き!ネイサンを一途に想う姿がとてもかわいいと話題になりました。
紅ゆずるさんとのコンビもここから始まったと言っても過言ではありません。さゆみさんのサヨナラショーでも登場しましたね。
2016年 研8『鈴蘭』
ことちゃん2度目のバウホール主演。かもめとは打って変わってひさびさに宝塚らしい作品でした。ことちゃんが演じたのは中世フランス貴族の子息リュシアン役。
かもめの時はまだ少年ぽさが残っていましたが、それも徐々に消えてきたのがこの頃です。
現雪組トップ娘役の真彩希帆ちゃんがヒロインだったのですが、ことちゃんとの歌声の相性が良すぎて溶け合うようなハモリと言ったら!耳福とはこのためにある言葉ではないでしょうか。ことちゃんもずっと一緒に歌っていたかったくらい、と仰っていました。
2017年 研9『スカーレット・ピンパーネル』
この公演から本格的に2番手を務めることになったことちゃん。主人公パーシーを追う敵役・ショーヴラン役を演じます。2番手としての醍醐味、悪役ということもありますしこれは必ず観て欲しい作品です!
初演では憧れの柚希礼音さんが演じた役ということで気合いも十分。しかし柚希礼音さんの二番煎じになることなく自分なりのショーヴランを作り上げていました。
でもやはり1番注目して頂きたいのは歌です!劇場にビリビリと響き渡る歌声はまさに鳥肌モノ。とにかく曲の数も多いので聴き応えありますよ。
あまりに曲が多いのでこのショーヴランを歌い切るために、小池先生に大好きなカラオケも禁止されたほどです。
2018年 研10『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』
男役10年を迎え、2番手としての舞台姿も余裕を見せ始めたこの作品。お芝居では江戸の大店の若旦那役でした。「~いけねえな」とか「〜じゃねえか」とか、べらんめえ口調も様になっていて本当にかっこいいんです。
ショー「Killer Rouge」もおすすめです。全編通してイケメン度高めですよ。
特に観ていただきたいのはフィナーレの男役群舞!ことちゃんセンターで大階段から始まる情熱の嵐がかっこよすぎて鼻血出ちゃいます。
2019年 研10『霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS』
エルベでは貴族の子息フロリアン役で、ことちゃん史上最大に抑えた役でした。愛する婚約者が別の人を好きになってしまったのですが、婚約者のことを想って身を引く姿がなんとも切ない…。
燕尾服や丈の長いコートの着こなしなどもすっきりとしていて、いよいよ非の打ちどころ無くなってきました。
ショーは出ずっぱりでことちゃんファンにとっては見応えありますよ!特にBackで若手を引き連れて踊る場面では礼真琴の身体能力をこれでもかというほど感じることができます。
優先的に観るべき作品
さて、2009年から2019年までおすすめ作品を1作品ずつ選びましたが、その中でも特に優先的に観ていただきたい作品はコチラです!
☆2010 ロミオとジュリエット
☆2012 めぐりあいは再び2nd
☆2014 かもめ
☆2015 ガイズ&ドールズ
☆2017 スカーレット・ピンパーネル
内2作品女役ですが!笑 女役の経験の多さもことちゃんの特徴ですし、上から順に観ていけばことちゃんの歴史を手っ取り早く把握できるかと思います。
マニアックなものが知りたい方はこちら
もう少しマニアックなものを知りたいという方におすすめしたいのはコチラ。
☆2011 ノバ・ボサ・ノバ
☆2012 REON!!
☆2012 Celebrity(大劇場版/全ツ版両方)
☆2012 タカラヅカスペシャル2012
☆2013 REON!!Ⅱ
☆2014 The Lost Glory/パッショネイト宝塚
ノバ・ボサ・ノバでは研3ながらソロで踊る場面をもらっています。新人公演ではなく本公演というところがすごいですよね。
Celebrityでは若手の場面で丸々一曲ソロを歌っています。大劇場版では真風涼帆さんがセンターで踊りつつことちゃんが歌うという形を取っていますが、全ツ版ではことちゃんがセンターで歌い踊るという形になっています。研4にして初めて一場面もらった記念すべき公演です。
2012年のタカラヅカスペシャルではコーラスとして参加していましたが、一幕の終わりに中央に出てきて何と10期も上のベテラン桜一花さんとアメイジング・グレースをデュエットで歌っています。コーラスの子が真ん中に出てきて歌うなんて、相当な大抜擢です。少なくとも私はことちゃん以外に見たことがありません。
そして、この中でも特にREONシリーズは1も2もかなり出番が多いので楽しめると思いますよ。
CD・書籍
ことちゃんが参加しているCDや掲載されている書籍もまとめておきますね。
CD
『14COVERS TAKARAZUKA OTOKOUTA』
槇原敬之さんの「どんなときも。」を歌っています。わずか研2での大抜擢!既に出来上がっている歌声に注目です。
『TAKARAZUKA plays Disney』
同期の妃海風ちゃんと塔の上のラプンツェルから「輝く未来」を歌っています。All Memberによる「ホール・ニュー・ワールド」ではこれまた同期の実咲凜音ちゃんとデュエット。95期ファンは必聴です。
『Disney songs by TAKARAZUKA』
まさかのアナと雪の女王から「レット・イット・ゴー」を歌って下さっています。キーが高くても何のその。さすがは礼真琴です。
『Applause REI Makoto』
トップ就任記念CD。これについてはこちらの記事でたっぷり語っているので合わせてお読み下さい!
書籍
『New GenerationsⅢ』
若手ホープが載るシリーズの第3弾。今をときめく95期もたくさん載っています。
『礼真琴1stフォトブック』
これはマストバイアイテム!今となってはなかなか手に入りにくいですが、今までの経歴もまとまってるしインタビューも豊富なので読み応え抜群です。
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか?少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた。
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