こんにちは、zukacotoです。
今日は宝塚GRAPHの表紙の話題です。12月号の表紙に月組・鳳月杏と雪組・彩凪翔が登場することが決定していますよね。
このコンビ。今の状況を考えると、これは次期2番手フラグなのではないかという声がたくさん挙がっていましたが…。凪様が今度の大劇場公演で退団されることがわかりました。
2番手フラグだと信じて疑わなかったので考えもしていなかったのですが、もしかしてちなつさんも退団なんてことあったりするのか…?という考えが頭に浮かびました。
ということで、過去のグラフの表紙を振り返りつつちなつさんの今後についてちょっと考えてみました。
あくまでもこうなるんじゃないかな、というぼんやりとした展望という感じなのであまり参考にならないかもしれませんが、もしご興味があればお付き合い頂ければと思います。それではスタート!
過去の宝塚GRAPHの表紙
まずは、今回のちなつさんの表紙にどういう意味があるのか考えていくために過去の宝塚GRAPHの表紙について振り返ってみようと思います。
2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | |
---|---|---|---|---|---|
1月号 | 珠城りょう | 真風涼帆 | 望海風斗 | 紅ゆずる | 早霧せいな |
2月号 | 舞空瞳 瀬戸かずや |
轟悠 | 美弥るりか 月城かなと |
礼真琴 咲妃みゆ |
芹香斗亜 柚香光 |
3月号 | 星風まどか 華優希 |
仙名彩世 芹香斗亜 |
轟悠 | 望海風斗 | 轟悠 |
4月号 | 真風涼帆 | 美弥るりか | 真風涼帆 | 明日海りお | 紅ゆずる |
5月号 | 彩風咲奈 | 真彩希帆 礼真琴 |
仙名彩世 柚香光 |
愛希れいか 柚香光 |
朝夏まなと |
6月号 | 礼真琴 | 望海風斗 | 綺咲愛里 礼真琴 |
轟悠 | 明日海りお |
7月号 | 真彩希帆 愛月ひかる |
星風まどか 月城かなと |
愛希れいか | 早霧せいな | 望海風斗 彩風咲奈 |
8月号 | 柚香光 | 綺咲愛里 彩風咲奈 |
真彩希帆 彩風咲奈 |
綺咲愛里 真風涼帆 |
龍真咲 |
9月号 | 美園さくら 月城かなと |
珠城りょう | 明日海りお | 仙名彩世 愛月ひかる |
真風涼帆 愛月ひかる |
10月号 | 望海風斗 | 紅ゆずる | 珠城りょう | 彩風咲奈 芹香斗亜 |
珠城りょう |
11月号 | 芹香斗亜 | 明日海りお | 紅ゆずる | 朝夏まなと | 北翔海莉 |
12月号 | 鳳月杏 彩凪翔 |
美園さくら 柚香光 |
星風まどか 芹香斗亜 |
珠城りょう | 愛希れいか 美弥るりか |
5年分のデータを集めてみましたが、名前の羅列だけでは傾向がわからないと思うので当時のスターさんたちの立場(例えばトップスターとか2番手とか)を表にし直してみるとこうなります。
2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | |
---|---|---|---|---|---|
1月号 | トップスター | トップスター | トップスター | トップスター | トップスター |
2月号 | トップ娘役 2番手 |
理事 | 2番手 3番手 |
トップ娘役 2番手 |
2番手 3番手 |
3月号 | トップ娘役 トップ娘役 |
トップ娘役 2番手 |
理事 | 2番手 | 理事 |
4月号 | トップスター | 2番手 | トップスター | トップスター | 2番手 |
5月号 | 2番手 | トップ娘役 2番手 |
トップ娘役 2番手 |
トップ娘役 3番手 |
トップスター |
6月号 | トップスター | トップスター | トップ娘役 2番手 |
理事 | トップスター |
7月号 | トップ娘役 2番手 |
トップ娘役 2番手 |
トップ娘役 | トップスター | 2番手 3番手 |
8月号 | トップスター | トップ娘役 2番手 |
トップ娘役 2番手 |
トップ娘役 2番手 |
トップスター |
9月号 | トップ娘役 2番手 |
トップスター | トップスター | トップ娘役 3番手 |
2番手 3番手 |
10月号 | トップスター | トップスター | トップスター | 2番手 2番手 |
トップスター |
11月号 | 2番手 | トップスター | トップスター | トップスター | トップスター |
12月号 | 鳳月杏 彩凪翔 |
トップ娘役 トップスター |
トップ娘役 2番手 |
トップスター | トップ娘役 2番手 |
この表からわかるように、少なくともここ5年は基本的には
- トップスター
- トップ娘役
- 2番手
が表紙を担当し、たまに3番手が表紙に抜擢されるという感じです。
実はもっと前には3番手どころか番手のついていない若手スターが表紙を担当することも珍しくはありませんでした。
例えば2013年の12月号では彩凪翔、真風涼帆、愛月ひかる、芹香斗亜、珠城りょうの5人で表紙を務めたことも。当時の学年でそれぞれ研8~研6という感じでした。
この頃は番手ぼかしが横行していて、2番手が定まっていないことも多々あったのでこのようになったのかなとは思いますが。
最近のグラフ表紙の傾向
さて、ここから更に2年分のデータを抽出するとこんな感じになります。
2020年 | 2019年 | |
---|---|---|
1月号 | トップスター | トップスター |
2月号 | トップ娘役 2番手 |
理事 |
3月号 | トップ娘役 トップ娘役 |
トップ娘役 2番手 |
4月号 | トップスター | 2番手 |
5月号 | 2番手 | トップ娘役 2番手 |
6月号 | トップスター | トップスター |
7月号 | トップ娘役 2番手 |
トップ娘役 2番手 |
8月号 | トップスター | トップ娘役 2番手 |
9月号 | トップ娘役 2番手 |
トップスター |
10月号 | トップスター | トップスター |
11月号 | 2番手 | トップスター |
12月号 | 鳳月杏 彩凪翔 |
トップ娘役 トップスター |
月城かなとが3番手時代に2018年2月号で表紙を務めたのを最後に、ここ2年以上はグラフの表紙は「トップスター・トップ娘役・2番手」に限定されていました。
ということで、12月号の表紙はてっきりまだ今年表紙を務めていない轟悠さまであると思っていたのですが…。
それが鳳月杏・彩凪翔という何か一物ありそうな人選となったわけです。
お二人に共通しているのが現在3番手格であるということ。そして、自組のトップスターが退団を発表しているということ。さらに、自組の2番手が下級生であり、現トップスターの退団に伴って後任として昇格する(しそうだ)ということ。
こんなにも共通点があるものだから、何かお2人に共通する”何か”があるのではないかということで、次期2番手説が沢山挙がったのでしたね。
しかし、今回の凪様の退団発表により、今回のグラフの表紙は退団の餞的な意味を持ち合わせていたと推察されます。
ということはつまり、ちなつさんも凪様と同じように退団することが決まっているのではないか…?
もし、ちなつさんがたまきちと一緒に退団すると仮定した場合、ちなつさんは凪様と違って退団前にDSは開催しないということになります。
しかし、組替え時に既にDSを開催していることを思えばまあ無くても別段おかしくはない。
他にも…
- たまきち(珠城りょう)のプレ退団公演「幽霊刑事」で2番手(ヒロイン?笑)格で出演が決定していること。
- たまきちのライブにも出演予定であること。
- 次期トップと言われている月城かなと主演「ダル・レークの恋」には出演しないこと。
これらのことも何か意味のあることなのではないかと。
特に、次期トップ候補のれいこちゃん主演「ダル・レークの恋」には暁千星・風間柚乃と将来の月組を担いそうなメンバーが出演していることが気になります。
思い返せば、彩風咲奈主演の「炎のボレロ/Music Revolution!」も彩風&朝美と次期体制を見据えたものになっていました。
こういったことを考えると、ちなつさんの退団説を一概に否定することは出来ないのではないでしょうか。
ただ、ちなつさんが凪様と決定的に違うのは東上公演の主演を経験済みだということ。これは次期2番手への布石だと考えることも出来る気がします。
ステージカレンダーの謎
もう1つ、ちなつさんの退団説に待ったをかけるものとしてステージカレンダーの掲載月があります。
一般的に宝塚のカレンダーは退団月より後には掲載されないと言われていますよね。確かに、2月に退団した人が12月に掲載されていたら「あれ?」ってなりそう。
2021年のステージカレンダーの掲載月をチェックしてみると…。
[表紙]永久輝せあ/舞空瞳
[1月]珠城りょう/星風まどか
[2月]真彩希帆/美園さくら
[3月]望海風斗/愛月ひかる
[4月]柚香光/凪七瑠海
[5月]彩凪翔/瀬戸かずや
[6月]朝月希和※・華優希/暁千星
[7月]轟悠/和希そら・瑠風輝
[8月]真風涼帆/朝美絢
[9月]月城かなと/礼真琴
[10月]水美舞斗/桜木みなと
[11月]彩風咲奈/鳳月杏
[12月]芹香斗亜/瀬央ゆりあ出典:宝塚歌劇団HP
こちらによるとちなつさんの掲載月は11月なんですよね。
もし、ちなつさんがたまきちと一緒に退団するならば、千秋楽が8月15日なので8月以前に掲載されていたはず。
そう考えるとやはりちなつさんは退団せずに、次の2番手になると考えるのが自然かなと思いますが…。
ここで、1つ謎なのが凪様の掲載月。凪様の退団日は4月11日なので、本来なら4月以前に掲載されるはずですが、5月に掲載されているんですよね。
こうなってくるとちなつさんも凪様のように、退団月は8月だけど11月に掲載、というパターンもあり得るような気もします。
鳳月杏の今後と次期月組体制
色々考えてみても確固たる結論は出ないまま。なので、ここからは未来予想という名の私の願望&勘なのですが。
ちなつさんの表紙は次期2番手フラグであると思いたい。
ただ、2番手になれたとしてもトップになるのは学年的に厳しいのではないかというのが私の考えです。
ちなつさんは来年研16になりますよね。次期トップとされるれいこちゃんが研13。れいこちゃんが通常任期である3年トップを務めたとして、その後にちなつさんが就任するとなると…。
ちなつさんはその時には既に研19になっているんですよね。今までで1番遅い就任が研18就任の大空祐飛さんと言われているので、れいこちゃんの後にちなつさんが就任するというのはやはり考えにくい。
そうなると、ちなつさんは美弥るりかと同じように、2番手を何作かやった後に退団して2番手をありちゃん(暁千星)に引き継ぐというのが妥当な気がします。
ただ、上級生2番手というのはやはり下級生トップにとっては少なからずやりにくい側面もあるだろうなというのが気がかり。
もともと私は彩吹真央事件以来、いわゆる2番手切りにはあまりいいイメージがなくてですね。
みやるりのことや、今の花組・星組の体制が出来る前までは、トップにする気がないなら2番手にするなよ、とまで考えていましたし。
トップになれなくても2番手になってサヨナラショーをして退団する方が幸せなのか、むやみに2番手に就任して期待してしまうくらいならならない方が幸せなのか。
ご本人にしかわからないことですし、人それぞれ感じ方も違うでしょうから一概には言えないですが…。
少なくともみやるりがあまり不幸せそうには見えなかったので、やはりトップになれなくても2番手になれたらタカラジェンヌとしては嬉しいことなのかもしれないなと思い始めてもいます。
ただ、やはり上級生2番手がこれだけ量産されてしまうというのは宝塚の未来的にもよくないという気もしていて。
トップにする気もないのに上級生を2番手にならせるくらいなら、下級生を抜擢して経験を積んでもらう方が将来的には絶対にいいですよね。
ありちゃんも気づけば来年研10。2番手になっても全然おかしくない学年です。そろそろ次の段階に進ませてあげたい感じもしています。
うーん。色々な立場から考えるとなかなか皆が幸せにとはいかないのかなあ。頂点に立てるのはほんのひと握り。やはり宝塚は厳しい世界なんだなというのを今改めて感じています。
おわりに
さて、今回はグラフの表紙とちなつさんの今後について考えてみましたが、いかがでしたでしょうか?
今の時点でちなつさんがどうなるのかということはなんとも言えないというのが正直なところですが、どうなったとしてもジェンヌさんたちのこれからを応援していくことには変わりありません!
最後までお読み頂きありがとうございます。それでは今回はこの辺で。
ランキング参加してます!よければポチッとお願いします♡