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宝塚110周年のトップスターと組体制を考えてみた【雑記】

こんにちは、zukacotoです。

今日はちょっと未来のお話。2024年に宝塚は110周年を迎えますが、この時のトップスターは誰になるのか、組の主要メンバーは誰になるのかがふと気になったので色々考えてみました。

今回は男役さんのお話に限ります。娘役さんがどうなるかはさすがに先の話すぎて全く予想がつかないので…。それではさっそく参りましょう!

2020年の組体制を確認

まずは、今の時点での組の体制を確認しておきたいと思います。トップスターと2番手、そして東上公演・バウ公演・新人公演での主演経験をまとめました。()内は2020年現在の学年です。

花組 月組 雪組 星組 宙組
トップスター 柚香光(12) 珠城りょう(13) 望海風斗(18) 礼真琴(12) 真風涼帆(15)
2番手 瀬戸かずや(17) 月城かなと(12) 彩風咲奈(14) 愛月ひかる(14) 芹香斗亜(14)
東上公演主演済み 瀬戸かずや(17) 月城かなと(12)
鳳月杏(15)
彩風咲奈(14) 愛月ひかる(14) 芹香斗亜(14)
桜木みなと(12)
バウ主演経験済み 水美舞斗(12)
永久輝せあ(10)
聖乃あすか(7)
暁千星(9) 彩凪翔(15)
朝美絢(12)
瀬央ゆりあ(12) 和希そら(11)
瑠風輝(9)
新人公演経験済み 優波慧(11)
飛龍つかさ(9)
帆純まひろ(8)
一之瀬航季(7)
夢奈瑠音(11)
蓮つかさ(10)
英かおと(8)
風間柚乃(7)
彩凰華(9)
諏訪さき(8)
縣千(6)
彩海せら(5)
綺城ひか理(10)
天華えま(9)
極美慎(7)
碧海さりお(6)
天飛華音(5)
紫藤りゅう(11)
留依蒔世(10)
鷹翔千空(6)
風色日向(5)

なお、バウWS主演やW主演のみという場合は今回は入れていません。あくまでも単独主演をした方々についてまとめてあります。

なお、コロナの影響で中止となった公演についても抜擢されたという事実を考慮して、お名前を入れさせて頂きました。

過去4代のトップスターの経歴も確認

2024年の組体制を予想するに当たり、まずは誰がトップスターになれる可能性があるのか、誰が主要メンバーになれる可能性があるのかということを整理したいなと思い…。

まずは過去のトップスターの経歴を確認してみました!今回私が注目したのは新公初主演、バウ初主演、東上初主演、トップ就任、そして退団時の学年です。

そしたら結構面白いことが見えてきたんです~!こちらの表にまとめたのはどれも単独主演を初めてした学年となります。バウWSやW主演についてはノーカウントです。

新公初主演 バウ初主演 東上初主演 トップ就任 退団
花組 柚香光 6 6 9 11
明日海りお 6 9 9 12 17
蘭寿とむ 6 7 14 16 19
真飛聖 5 8 12 14 16
月組 珠城りょう 3 6 8 9 13(予定)
龍真咲 6 10 10 12 16
霧矢大夢 6 9 11 16 19
瀬奈じゅん 7 10 10 14 18
雪組 望海風斗 6 10 13 15 18(予定)
早霧せいな 6 9(W主演) 11 14 17
壮一帆 6 9 13 17 19
音月桂 3 8 10 11 13
星組 礼真琴 5 6 9 11
紅ゆずる 7 10 10 16 18
北翔海莉 5 8 13 18 19
柚希礼音 5 8 10 11 17
宙組 真風涼帆 4 6 8 13
朝夏まなと 4 7 9 13 16
凰稀かなめ 6 11 11 13 15
大空祐飛 6 13 15 18 21

ここで、私はあることに気がつきました。

ほとんどのトップスターさんも研10になるまでにバウ単独主演を果たしている…!

遅咲きの代名詞的存在だった紅ですら研10で主演しているんです。

ちなみに、凰稀は研11でバウ初単独主演ということになりましたが、その前にバウWSで2回主演していましたし研10の時に既に2番手に就任していたので例外ということで扱わせて頂きます。

また、大空はスター大渋滞黄金期の煽りを受けて全体的にかなり抜擢が遅いのでこれも例外といたします。

ここである仮説を唱えてみたいと思います。

トップスターになるには研10までにバウ単独主演を済ませておかねばならない

これを立証するために、バウ主演を経験しながらもトップスターになれずに退団した方、また一部現役生からも学年的に今からのトップ就任が考えにくい方の経歴を確認してみました。



トップスターになる条件

さて、こちらがバウ主演を経験しながらもトップにならなかった方、あるいは現時点でなるのが難しそうな方の経歴のまとめです。

現時点でのトップスター最年少学年が95期なので、今回はそれよりも上級生の方々について調査しました。

新公初主演 バウ主演経験など
94期 麻央侑希 研4 研7でバウW主演、研12で退団
93期 十碧れいや 研6 研8でバウW主演、研12で退団
92期 彩凪翔 研6 研6でバウW主演、研8でバウ単独主演、東上主演なし
鳳月杏 研7 研10でバウ単独主演、研15で東上単独主演
91期 澄輝さやと 研7 研11で「New Wave」主な出演者、研15で退団
90期 瀬戸かずや 研7 研13でバウ単独主演、研16で東上単独主演
89期 美弥るりか 研7 研12で東上W主演、研14で2番手、研15で東上単独主演
研16でバウ初主演、研17で退団
七海ひろき 研7 研11でバウW主演、研14でバウ単独主演、研16で退団
凪七瑠海 研7 研8でバウ主演、研12で東上W主演、研16で東上単独主演
88期 麻尋しゅん 研6 研7でバウWS主演、研8で退団
蓮水ゆうや なし 研7でバウWS主演、研12でバウW主演、研13で退団

この表から言えることは…

研10までにバウ初主演を済ませていてもトップになれない方ももちろんいらっしゃいますが、逆に研10までにバウ単独主演が出来なかった方はもれなくトップスターになれていないということ!

劇団が「トップスターになるには研10までにバウ主演をしないといけない」みたいな決まりを作っているわけでは勿論ないと思います。

しかし、トップ就任の最低条件として一般的に言われているのが「東上公演での主演」ですよね。それをやるにはまずバウホール公演の主演をしておかなければならない。トップ就任から逆算するとだいたい研10までにバウ主演は済ませておかないと、学年的に厳しくなってしまうということだと思います。

研10までにバウ単独主演ができるかどうかが新公主演に次ぐ第二関門として重要な鍵になってくると言ってしまって良さそうです。

ちなみに、過去のトップスターの経歴をもう一度ご覧頂くとわかりますが、東上公演単独主演はだいたい皆さん研9~11までに済ませている方が多いようですのでこのあたりも予想する上で重要になってくるかなと思います。

過去のトップスターの任期

さて、もう1つ未来のトップスターさんを予想するのに大事になってくるのがトップスターさんの任期です。今のトップさんたちがいつ退団するのかということがわからなければ、4年後のトップスターを予想することはできません。

過去のトップスターさんの経歴を見ると、就任学年と任期については大きな関係があることが見えてきました。

~研12

まず、比較的早期就任と言われる研12までに就任された方々について見ていきます。

研9就任:珠城りょう
研11就任:柚希礼音
研12就任:龍真咲・明日海りお

現役では柚香・礼も研11の早期就任となります。また、真風が研12就任となっています。

さて、それぞれの在任日数と大劇場の作品数は次の通りです。

在任日数 大劇場作品数
珠城りょう 1624日 8作
柚希礼音 2204日 11作
龍真咲 1595日 8作
明日海りお 2023日 9作
平均 1862日 9作

やはり早期就任だと圧倒的に任期が長くなる傾向がありますよね。ブラック企業なんて比にならないくらい激務と言われるトップスターを長い間続けるなんて皆さん本当にすごいです。

また、珠城の任期はもともとの予定の2021年2月14日付で退団した場合の日数となります。

平均を取ると、在任日数は1862日(約5年)、作品数は9作となりました。

研13~16

トップスターは通常研13~16くらいで就任する方が多いと思うのですが、こちらの方々の任期も見ていきましょう。

研13就任:音月桂・凰稀かなめ・朝夏まなと
研14就任:瀬奈じゅん・真飛聖・早霧せいな
研15就任:望海風斗
研16就任:霧矢大夢・蘭寿とむ・紅ゆずる

在任日数 大劇場作品数
音月桂 833日 4作
凰稀かなめ 958日 5作
朝夏まなと 1008日 5作
瀬奈じゅん 1679日 8作
真飛聖 1216日 6作
早霧せいな 1057日 5作
望海風斗 1176日 6作
霧矢大夢 846日 5作
蘭寿とむ 1112日 6作
紅ゆずる 1057日 5作
平均 1094日 5.5作

ほとんどが5作か6作。いわゆる通常任期というやつですね。ただし、音月だけは4作と少し短めで、瀬奈は8作と少し長めでした。

こちらも平均を取ると、在任期間は1094日(約3年)で作品数は5.5作となりました。ちなみに音月桂・瀬奈を除いた平均在任期間は1054日(約2.9年)で作品数は5.4作でした。

研17~

研17以降の就任はかなりレアケース。こちらの方々についても見ていきますね。

研17就任:壮一帆
研18就任:大空祐飛・北翔海莉

在任日数 大劇場作品数
北翔海莉 560日 3作
大空祐飛 1091日 6作
壮一帆 614日 3作

やはりこの方々はタカラジェンヌとしてのタイムリミットが迫っているということで、任期が短めになる傾向にあります。

そもそもこのお三方の就任が遅かったのには事情がそれぞれありまして。

  • 北翔は紅が育つまで、あるいは体調を考えてのピンチヒッターだった。
  • 壮は音月が予定外の早期退団となり、早霧が育つまでのピンチヒッターだった。
  • 大空はスター大渋滞黄金期による順番待ちで就任が遅くなった。

こういった事情があったのではないかということが言われています。真偽のほどは定かではありませんが…。

ピンチヒッターとされているお二人は3作で、順番待ちで就任が遅れたとされる大空は通常任期を務めているので結構この説は信じてもいいのかなと個人的には思っています。

特に大空は中卒とはいえ研18就任で研21で退団とはすごいですよね。並の精神力じゃここまで続かないです。しかし、彼女が幸運だったのは相手役に恵まれたこと13期も下の野々すみ花との出会いが、この学年でのトップ就任を後押しした1つの理由だったのではないかとさえ思わせるものがありました。

北翔・壮もそれぞれ相手役に慕われ仲が良かったことで知られています。トップとしてどれだけ活躍できるか、どれだけ濃い時間にできるかどうかに就任学年や在任期間は関係ないのだということを彼女たちから教えてもらった気がします。

話が逸れてしまいましたが、とにもかくにも遅咲きだった皆さんは年齢や体力などの理由から短期政権になる傾向だと言えましょう。

トップスター候補生を整理

ここまで長くなってしまったので、この記事の目的を改めて確認しておきますが「宝塚110周年のトップスターと組体制を予想してみよう」というのをコンセプトにお送りしております。

なぜここまで懇切丁寧に皆さんの経歴を精査してきたかというと、未来のトップスターや組の主要メンバーとして残れそうな方を整理しておきたかったからでした。

ということで、まず新公主演済みの方はこちらの方々です。()内は現在の学年です。

新人公演主演済み
花組 月組 雪組 星組 宙組
瀬戸かずや(17)
水美舞斗(12)
優波慧(11)
永久輝せあ(10)
飛龍つかさ(9)
帆純まひろ(8)
聖乃あすか(7)
一之瀬航季(7)
鳳月杏(15)
月城かなと(12)
夢奈瑠音(11)
蓮つかさ(10)
暁千星(9)
英かおと(8)
風間柚乃(7)
朝美絢(12)
彩凰華(9)
諏訪さき(8)
縣千(6)
彩海せら(5)
愛月ひかる(14)
瀬央ゆりあ(12)
綺城ひか理(10)
天華えま(9)
極美慎(7)
碧海さりお(6)
天飛華音(5)
芹香斗亜(14)
桜木みなと(12)
和希そら(11)
紫藤りゅう(11)
留依蒔世(10)
瑠風輝(9)
鷹翔千空(6)
風色日向(5)

この内、バウ単独主演経験者はマーカーをつけてあります。

バウ単独主演を研10までにできるかどうかが鍵となるという仮説を考慮すると、次のメンバーはトップスターになることは難しいと考えてよさそうです。

優波慧、夢奈瑠音、蓮つかさ、綺城ひか理、留依蒔世

また、2020年の変更前のスケジュールを見ると、演目未発表のバウホール公演は宙組のみ。これに誰が主演するのか。瑠風が去年主演したばかりということを考えると、可能性としては挙げられるのは…

  1. 真風が2021年1作目で退団なら、真風のコンサート
  2. 和希が2回目の主演
  3. 鷹翔が初主演

私としては鷹翔が主演するなら彼女より上級生で組内での地位も確立している風間極美らが先だと思うのでこの説は薄い気がします。あるとしたら①か②かなと。

そして、宙組以外は年内はもうバウ公演がないということで、現在研9の飛龍、綾、天華は来年主演できるかどうかに注目ですね。

は組内の下級生とも学年差がありますし、今までの抜擢のされ方を鑑みればほぼ確実にできるのと見てよいのではないでしょうか。反対に、飛龍は既に下級生の聖乃に抜かされていますし、天華も下級生の極美らの勢いが加速しているので主演出来るかどうかかなり厳しい状況です。

さらに、バウ単独主演経験者の中でも瀬戸研13での初主演ということで今の学年から考えても美弥るりかと同じコースを辿ることになると思います。

さて、晴れて研10までにバウ主演を果たしたメンバーというのも確認しておきましょう。()内は単独初主演時の学年です。

研10までにバウ単独主演済み
花組 月組 雪組 星組 宙組
水美舞斗(10)
永久輝せあ(9)
聖乃あすか(7)
鳳月杏(10)
月城かなと(7)
暁千星(6)
朝美絢(10) 愛月ひかる(8)
瀬央ゆりあ(10)
芹香斗亜(7)
桜木みなと(7)
和希そら(9)
瑠風輝(8)

次に、東上公演の単独主演経験者もチェックしておきましょう。()内は東上単独初主演時の学年です。

東上公演単独主演済み
花組 月組 雪組 星組 宙組
瀬戸かずや(16) 鳳月杏(14)
月城かなと(9)
愛月ひかる(12) 芹香斗亜(11)
桜木みなと(12)

過去のトップさんを見ると研9~11が順調コースで遅くとも研13までに主演しているので、やはり瀬戸・鳳月はここからトップにというのはあまり考えにくいです。反対に、その他の方々は現時点ではトップスター候補としてカウントしていいと思います。

最後に、バウ主演経験者で東上公演未経験者はこちらの方々です。()内は現在の学年です。

東上公演未経験
花組 月組 雪組 星組 宙組
水美舞斗(12)
永久輝せあ(10)
聖乃あすか(7)
暁千星(9) 朝美絢(12) 瀬央ゆりあ(12) 和希そら(11)
瑠風輝(9)

今年の変更前のスケジュールを見ると、東上公演主演チャンスがあるのは雪組のみ。普通に考えたらおそらく朝美が主演するということで間違いなさそう。

トップになる方がだいたい研9~11、遅くとも研13までに東上公演に主演していることを考えると、朝美はここで主演をやっておきたいところではあります。

現在研12の水美・瀬央は来年がラストチャンスになりそう。しかし、東上公演で主演できたとしても二人とも組のトップが同期であること、そして他組への組替えも考えにくいことを鑑みるとトップになる可能性はかなり低いと考えられます。

瑠風はバウで主演したばかり、聖乃に至ってはバウ初主演公演自体がまだ行われていないということでしばらく東上公演主演は回ってこないでしょう。

和希は正直扱いがよくわからないんですよね。アクアヴィーテでは桜木に次ぐ4番手として明確に立場が示されていました。しかし、やはり桜木と一期違いというのが気になる。とりあえず、まだ可能性はあると思うのでこの段階でトップスター候補から除外するのはやめておきます。

残りの永久輝・暁はスケジュールが未発表なのでまだなんとも言えませんが、来年あたり順番が回ってきそうな予感がします。学年的にもちょうどいいですし、お二人とも順調にレールに乗っている感じがしますね。

ここまで様々な視点から皆さんの主演経験などを見てきました。最後に110周年を盛り立てていくであろうジェンヌさんたちをまとめておきます。4年後にトップスター、あるいは2番手・3番手になっている可能性のある方はこちらの方々であると言えるでしょう。

愛月ひかる・芹香斗亜・月城かなと・桜木みなと・朝美絢・和希そら・永久輝せあ・暁千星・瑠風輝・聖乃あすか

個人的には来年あたりバウ主演をするであろう綾凰華や、既にそれなりの抜擢を受けている風間柚乃・極美慎あたりも主要メンバーに入っている可能性は充分にあると思います。



宝塚110周年の組体制はこれだ!

さて、お待たせしました。ここまで長々とお話してきましたがいよいよ本題です。ここまでお話してきたことを踏まえて、宝塚の110周年を代表するトップスターさんはどなたなのか、ということをいくつか仮説を立てて検証してみました。

現役トップスターの退団時期予想

まず手始めに退団発表済みの望海風斗と珠城りょうを除いた現役トップスターの退団時期を予想してみます。コロナで公演がこの先どうなるかわからないので、ひとまずコロナの存在を忘れていつも通り公演できていたと仮定して話を進めますね

先ほどの歴代トップスターの任期の平均から考えると…

真風涼帆は2017年11月20日付でトップスターに就任。通常学年での就任の平均在任期間は1123日ですので、これに従うと退団時期は2020年12月16日頃となります。

退団発表がまだということで年内での退団はあり得ないのですが、いつ退団してもおかしくない状況にあることは間違いありません。総合的に考えて2021年の1作目、合計6作で退団ということになるのではないでしょうか。例年のスケジュールから考えると退団日は2021年3月21日と予測できます。

次に、去年10月14日付で就任したばかりの礼真琴は研11での早期就任。2019年10月14日の1862日後は2024年11月17日ですので、普通に前例から考えれば少なくとも110周年までは退団しないと考えられます。

ちなみに100周年の時は柚希礼音がトップオブトップ的な立場にありましたが、就任が決まった際に予め100周年を盛り上げて欲しいといったことを劇団に言われていたそうなんです。もしかしたら礼も同じようなことを言われているのではないでしょうか。

さて、礼と同様に計算すると去年11月25日付で就任した柚香光の退団時期は2024年12月29日頃と予想できます。個人的には柚香の実力で任期5年というのは正直考えにくいと思っているのですが、あくまでも過去の例を当てはめると110周年まで在団ということになりそうです。

宝塚110周年のトップスター

さて、今まで考察してきたことを踏まえて110周年時のトップスターについていくつか仮説を立ててみました。

仮説①95期で全組揃える説その1

おそらく宝塚ファンの間でも1番気になるのが「5組のトップスターを95期で揃えられる可能性があるのかどうか」ということだと思いますが…検証してみたら可能性が充分にあることがわかったんです。しかも気持ち悪いくらい無理なく自然な流れだったんですこれが。

2020 2021 2022 2023 2024
花組 柚香(研12→研16)
月組 珠城(研13→研14) 月城(研13→16)
雪組 望海(研18) 彩風(研14→研17) 朝美(研15→研16)
星組 礼(研12→研16)
宙組 真風(研15→研16) 芹香(研15→研18) 桜木(研16)

花組、星組については先ほど申し上げたように柚香・礼のまま110周年を迎えると考えてよさそう。

次に、月組に関してですが珠城りょうが2021年2月14日付での退団が発表済みです。次期トップには全国ツアー主演が決定している月城かなとでほぼ間違いないでしょう。

となると月城はギリギリ研12就任。研12の平均在任日数は1862日ですので、月城の退団は単純計算だと2026年3月22日頃になると予測できます。もし、通常任期だった場合でも退団日は2024年3月13日頃となるので少なくとも2024年までは在団しているとみて間違いありません。

ということで月組の110周年時のトップスターは月城かなと以外の可能性は考えられないですね。月城が通常任期だった場合は110周年中に代替わりがある可能性もありますが、おそらく4月に行われるであろう記念式典には月城が出席すると見てよいのではないでしょうか。

雪組については現トップスターの望海風斗が2020年10月11日付(2021年4月11日付に変更)での退団が発表されており、彩風咲奈が次期トップに内定しています。

彩風は研14(※研15に変更)での就任となりますので、通常任期だと考えられます。となると彩風の退団日は2023年11月8日頃になると予想できます。つまり、110周年直前での退団ということになりそうです。では、2024年を担うトップスターは誰になるかと考えると、順番的に1番自然なのは朝美絢ではないでしょうか。

朝美はこの場合研15での就任となりますので、こちらも通常任期と考えると2026年12月5日頃までは在団することになります。したがって、雪組の110周年は朝美絢がトップスターを務めることになりそうです。

最後に宙組について。前述の通り現トップスターの真風涼帆の退団は2021年3月21日頃と予測できます。真風の後を引き継ぐのはおそらく芹香。この場合、芹香は研15での就任となるので通常任期を務めた場合、退団日は2024年4月19日頃となります。実際には例年の公演スケジュールとして4月退団はあり得ないので、3月下旬または5月上旬の退団になりそうです。

芹香の後を引き継ぐのは桜木みなとでほぼ確実でしょう。ここまで来たら劇団は4月の記念式典を95期で揃えたいでしょうから、芹香は3月退団ということにすれば綺麗に95期で揃えられちゃうんですよね。

あまりに綺麗にパズルが完成してしまったので逆に恐ろしくなりました。劇団はかなり前から110周年を焦点に周到に準備してきたのではないでしょうか。最近の95期箱売り商戦もこのためと思えば納得できます。

仮説②95期で全組揃える説その2

先ほどのパターンが完璧かとも思ったのですが、私は最後の宙組のことを考えた時にあることに気がつきました。

2022年は宙組創設から25周年なんです。そして、この記念すべき年に合わせて劇団は宙組初・悲願の生え抜きトップスターを誕生させることも視野に入れているのではないかと。

芹香がすでに5年以上2番手を務めていることを考えると、トップに就任したとしても通常より任期が短くなる可能性があるんですよね。また、これまでの抜擢の状況を見ると桜木の就任は朝美より遅くなることは考えにくいんです。

ということで、芹香が3作説もあり得るのではないかと。3作だった場合、過去の例から在任期間は平均587日なので芹香は2022年10月29日退団ということになります。かなり強引ではありますが、ギリギリ25周年には間に合います。笑

この場合、各組のトップスターはこんな感じになります。

2020 2021 2022 2023 2024
花組 柚香(研12→研16)
月組 珠城(研13→研14) 月城(研13→16)
雪組 望海(研18) 彩風(研14→研17) 朝美(研15→研16)
星組 礼(研12→研16)
宙組 真風(研15→研16) 芹香(研15→研16) 桜木(研14→研16)

ここまで95期が110周年で全組揃えることを前提にお話してきましたが、他の可能性についても考えてみたいと思います。

仮説③柚香が通常任期で退団

他の可能性、ということでやはり最初に気になるのは柚香は果たして長期でやれるのかということ。柚香はとにかく歌が弱い。まだ下手でも早霧くらいの声量があればよかったのですが、それもない。

過去には湖月わたるの「ネオ・ダンディズム!」のように、湖月はほぼ歌わずに2番手安蘭けいが影武者の如く歌いまくるショーがありましたが…。これを毎度となると限度はありましょう。長期なら尚更です。

ミュージカルもできない、ショーもできないとなると8作・9作やるほどのネタが正直ないんですよね。紅のように化ける可能性もあるのでなんとも言えませんが、それもおそらく無理な気がします。

結構ひどいこと言っていますが、柚香が嫌いなわけではありません。むしろ好きだからこその分析です。きっと皆様から見ても同じ意見の方が多いものと信じています。

さらに、花組の場合は永久輝のVISAガール問題も考慮せねばなりません。

今の布陣を考えた時に、柚香の跡を引き継ぐのは永久輝になることは間違いないでしょう。2019年に前任からイメガを引き継ぎましたが、歴代のイメガの任期は次の通りです。

  1. 1993ー2001 愛華みれ
  2. 2001ー2007 春野寿美礼
  3. 2008ー2012 音月桂
  4. 2013ー2019 明日海りお
  5. 2019ー現在    永久輝せあ

イメガ就任後に全員がトップスターに就任していることや、公演のスポンサーとしても強力であることから、このVISAガールへの就任は将来を確約されたと言っても過言ではありません。

そして、VISAガールは皆さん退団日まできっちり務めていらっしゃいます。さらに、音月以外は全員花組トップスターであることからも永久輝が次期花組トップスターである可能性はかなり高いと思われます。

ご注目頂きたいのは任期です。春野・明日海が共通して丸6年務めているんですよね。そして、音月は前述の通り元々の予定よりかなり早く退団することになったと言われています。もし当初の予定通りトップを務めていたら、任期はちょうど6年ほどになったと考えられます。

初代は8年ということですが、春野・音月・明日海の例を考えるとおそらく永久輝も6年契約を結んでいると考えるのが自然です。となると柚香が長期では採算が合わなくなるのです。

柚香が長期だった場合、退団日は2024年12月29日頃となります。この時永久輝は研14ですので、通常任期と考えると永久輝の退団日は2028年1月26日頃となるわけです。実際には1月退団というのは存在しないのでおそらく2027年12月付で退団になると予測できます。

永久輝は2019年11月下旬からイメガをしているので、この場合任期は8年となってしまうのです。

そこで、柚香を通常任期と仮定してみると退団日は2022年12月21日となります。その後永久輝が通常任期務めた場合、永久輝の退団日は2026年1月17日となります。先ほど同様実際には1月退団は存在しないので、2025年12月付の退団となればVISAガールの任期がちょうど6年になるわけです。

ただし、永久輝が2022年に就任すると仮定すると、その時の永久輝の学年は研12です。研12での就任の場合は歴代のトップスターを見ると任期が長くなる傾向があります。

つまり、柚香が通常任期だった場合、永久輝が長期政権になる可能性も高いわけです。この場合永久輝の退団日は2028年1月26日で、先ほどのパターンと同じく2027年12月での退団ということになり、VISAガールの任期は結局8年ということになります

こうして色々なパターンを考えてみると、永久輝のVISAガールの任期は6年だと思っていましたが、初代と同じく8年と考えてもいいような気がしてきました。

95期というブランドのせいで煽りを受けている学年も既に沢山あるわけで…。95期を揃えるがための人事はあまり宜しくないとも思います。

ということで、過去の統計的には柚香が長期の可能性が高いですが、柚香の実力や永久輝のイメガ問題を考慮すると、柚香が通常任期務めた後に永久輝が2022年12月頃にトップ就任という説が1番丸く収まるのではないかと思いました。

この場合、各組トップスターの推移はこんな感じになります。

まずこちらは芹香が通常任期だった場合です。

2020 2021 2022 2023 2024
花組 柚香(研12→研14) 永久輝(研12→研14)
月組 珠城(研13→研14) 月城(研13→16)
雪組 望海(研18) 彩風(研14→研17) 朝美(研15→研16)
星組 礼(研12→研16)
宙組 真風(研15→研16) 芹香(研15→研18) 桜木(研16)

次に、芹香が短期だった場合です。

2020 2021 2022 2023 2024
花組 柚香(研12→研14) 永久輝(研12→研14)
月組 珠城(研13→研14) 月城(研13→16)
雪組 望海(研18) 彩風(研14→研17) 朝美(研15→研16)
星組 礼(研12→研16)
宙組 真風(研15→研16) 芹香(研15→研16) 桜木(研14→研16)

仮説④礼が通常任期で退団

これはほぼあり得ないとは思っているのですが、一部で礼は外部思考が強いのではと言われることもあるので礼が通常任期だった場合も考えてみました。

この場合、礼の退団日は2022年11月9日となりますが、礼の次のトップは誰になるかをまず考えてみます。

トップスター候補生整理の項目で、私が最終的に挙げたのがこちらのメンバーです。

愛月ひかる(16)・芹香斗亜(16)・月城かなと(14)・桜木みなと(14)・朝美絢(14)・和希そら(13)・永久輝せあ(12)・暁千星(11)・瑠風輝(11)・聖乃あすか(9)

()内は2022年時の学年を示しています。彩風・芹香・月城は他組で既にトップになっているでしょうし、桜木・朝美が今更組替えというのはどうも考えにくい。永久輝もトップになるなら花組でしょうし、聖乃は学年的にまだ若すぎます。

ということで残った候補は愛月・和希・暁・瑠風となります。

1番自然なのは愛月ですが、やはりこの方は専科に一度行っているというのが気になります。劇団が愛月をトップにする気があるならやはり宙組のままだったと思うんです。しかも宙組初の生え抜きトップスター確実とまで言われていたのにわざわざその梯子を外したわけですから。

そう考えると和希・暁・瑠風がトップに…?しかし和希が組替えしてまでトップスターになるとは考えにくいですし、それなら瀬央が継いだ方が自然。ですが、同期での引き継ぎは前例がないというのが気になる。

だったらまだ可能性があるかもしれません。月城が長期だった場合、このまま月組にいると就任がかなり遅くなります。今までの抜擢のスピードからして研11~13くらいまでには就任しそうな勢いですし。星組に組替えは意外とあり得るかもしれません。

瑠風は去年バウ主演をしたばかりというのを考えると2022年でのトップ就任というのは考えにくいです。

礼が通常任期なら暁が次期、という説を推したいですが…やはりどの方も礼よりインパクトが薄い。私の願望も含まれますが、次期トップのことを考えるとやはり礼が110周年まで在団していない未来がどうにも想像できないんですよね。ということでこの仮説はボツです。

仮説⑤柚香が通常任期でも95期は揃う!?

さて、私としては今までの歴史から見ても1番自然なのが仮説③だと思うのですが…95期ファンとしては5組揃えて欲しいという願望が少なからずあるので、柚香が通常任期だった場合でも95期で揃えられる可能性はあるのかどうか検証しました。

柚香が通常任期の場合、退団日は2022年12月末。礼・月城は確実にその時点ではトップとして在任しているはずです。そして、桜木の場合は芹香が短期だったら2022年10月頃にトップになれます。

さて、問題は雪組です。朝美の就任は2023年の11月頃というのが私の予想でした。しかし、これだと4組揃っても5組は揃わないんですよね。

ということで、彩風が短期だった場合を考えてみました。彩風の就任は元々の予定では2020年10月12日でした。3作だった場合の平均在任日数は587日なので、彩風の退団日は2022年5月21日頃となります。

おやおや…これなら桜木が就任する2022年10月末から柚香が退団する2022年12月末までの2ヶ月重ねることができる…!?あわよくばタカスペを全組出演できるスケジュールを組んめば5人が揃うとこところも見れるかもしれません。

2020 2021 2022 2023 2024
花組 柚香(研12→研14) 永久輝(研12→研14)
月組 珠城(研13→研14) 月城(研13→16)
雪組 望海(研18) 彩風(研14→研16) 朝美(研14→研16)
星組 礼(研12→研16)
宙組 真風(研15→研16) 芹香(研15→研16) 桜木(研14→研16)

でも、この説はさすがに無理がある気がします。芹香については2番手時代が余りに長いと短期になるという前例があるにせよ、彩風が短期というのはさすがに筋が通りません。

95期ファンの皆様は「全組制覇の可能性はあるが、そのために誰かしらが割を食うことになるので過度に期待をしないほうがいい」ということを私を含め心に留めておくべきかなと思います。

結論

色々総合的に考えると、私は仮説③の柚香が通常任期で芹香が短期のパターンが1番可能性が高いのではないかと思いました。もう一度表を載せておきますね。

2020 2021 2022 2023 2024
花組 柚香(研12→研14) 永久輝(研12→研14)
月組 珠城(研13→研14) 月城(研13→16)
雪組 望海(研18) 彩風(研14→研17) 朝美(研15→研16)
星組 礼(研12→研16)
宙組 真風(研15→研16) 芹香(研15→研16) 桜木(研14→研16)

柚香の実力、永久輝のVISA問題、芹香の2番手時代の長さ、宙組生え抜きトップスター問題などを全て考慮し取り入れることが出来たスケジュールではないかと思います(自画自賛)。

宝塚110周年の組体制

さて、トップスターが予想できたところで、宝塚110周年の各組の布陣がどうなっているかも気になりますよね。ということでこちらについても予想してみました。

まず、2番手・3番手あたりになりそうなメンバーをまずはピックアップしていこうと思います。

復習になりますが現時点での新人公演の主演メンバーはこちらの方々でしたね。()内は2024年時点での学年になります。

花組 月組 雪組 星組 宙組
瀬戸かずや(21)
水美舞斗(16)
優波慧(15)
永久輝せあ(14)
飛龍つかさ(13)
帆純まひろ(12)
聖乃あすか(11)
一之瀬航季(11)
鳳月杏(19)
月城かなと(16)
夢奈瑠音(15)
蓮つかさ(14)
暁千星(13)
英かおと(12)
風間柚乃(11)
朝美絢(16)
彩凰華(13)
諏訪さき(12)
縣千(10)
彩海せら(9)
愛月ひかる(18)
瀬央ゆりあ(16)
綺城ひか理(14)
天華えま(13)
極美慎(11)
碧海さりお(10)
天飛華音(9)
芹香斗亜(18)
桜木みなと(16)
和希そら(15)
紫藤りゅう(15)
留依蒔世(14)
瑠風輝(13)
鷹翔千空(10)
風色日向(9)

バウ主演をしながらトップになれなかった方々を見てみると、遅くとも研17までには皆さん退団してしまうようなので、2024年時点で研17を超えている方を除外します。また、2024年までにトップスターに就任できると予想した方々も除きます。

すると、残ったメンバーはこんな感じになりました。上段は2024年のトップスターとして私が予想した方々です。

花組 月組 雪組 星組 宙組
永久輝せあ(14) 月城かなと(16) 朝美絢(16) 礼真琴(16) 桜木みなと(16)
水美舞斗(16)
優波慧(15)
飛龍つかさ(13)
帆純まひろ(12)
聖乃あすか(11)
一之瀬航季(11)
夢奈瑠音(15)
蓮つかさ(14)
暁千星(13)
英かおと(12)
風間柚乃(11)
彩凰華(13)
諏訪さき(12)
縣千(10)
彩海せら(9)
瀬央ゆりあ(16)
綺城ひか理(14)
天華えま(13)
極美慎(11)
碧海さりお(10)
天飛華音(9)
和希そら(15)
紫藤りゅう(15)
留依蒔世(14)
瑠風輝(13)
鷹翔千空(10)
風色日向(9)

また、バウ単独主演済みの方々には下線を引きました。ここからさらに下級生にバウ主演の先を越されてしまっている方を省きます。

花組 月組 雪組 星組 宙組
永久輝せあ(14) 月城かなと(16) 朝美絢(16) 礼真琴(16) 桜木みなと(16)
水美舞斗(16)
聖乃あすか(11)
一之瀬航季(11)
暁千星(13)
英かおと(12)
風間柚乃(11)
彩凰華(13)
諏訪さき(12)
縣千(10)
彩海せら(9)
瀬央ゆりあ(16)
綺城ひか理(14)
天華えま(13)
極美慎(11)
碧海さりお(10)
天飛華音(9)
和希そら(15)
瑠風輝(13)
鷹翔千空(10)
風色日向(9)

さらに、トップと同期あるいは上級生の方々を省きます。また、研10までにバウ主演ができていない方も省きます。

花組 月組 雪組 星組 宙組
永久輝せあ(14) 月城かなと(16) 朝美絢(16) 礼真琴(16) 桜木みなと(16)
聖乃あすか(11)
一之瀬航季(11)
暁千星(13)
英かおと(12)
風間柚乃(11)
彩凰華(13)
諏訪さき(12)
縣千(10)
彩海せら(9)
天華えま(13)
極美慎(11)
碧海さりお(10)
天飛華音(9)
和希そら(15)
瑠風輝(13)
鷹翔千空(10)
風色日向(9)

結構未来の体制が見えてきましたね…!ここからはもはやはっきりとした根拠はありません。宝塚ファンを14年やってきた勘で予想した、宝塚110周年の組体制はずばりこちらです。

花組 月組 雪組 星組 宙組
トップスター 永久輝せあ(14) 月城かなと(16) 朝美絢(16) 礼真琴(16) 桜木みなと(16)
2番手 聖乃あすか(11) 暁千星(13) 彩凰華(13) 極美慎(11) 和希そら(15)
3番手 彩海せら(9) 風間柚乃(11) 縣千(10) 天飛華音(9) 瑠風輝(13)

生え抜きの方はピンク、組替え経験者の場合はブルーで示しました。

まず、花組は下級生の層が薄かったので、御曹司の宝庫・雪組から彩海をちゃっかり組替えさせてみました。学年差的にもちょうどいいし顔の系統的にも次期VISAガールなんていかがでしょうか?笑

月組はこの3人の並びがしっくり来すぎて、これ以外は認めたくないくらい私としては理想の形です。壮・早霧・望海・朝美・綾と雪組は組替え経験者のトップが続きますが、これもわりとしっくりくる順番。

星組は完全に私の願望ドリタイのかわいい3人を見たらこの並びを見たくなってしまったのでした。ですが、何となく経験からしても天華・碧海には番手が回ってこないような気がするというのも一応根拠です。

天華を外すかどうかは正直かなり迷いましたが…研10となる来年までにバウ単独主演ができたならば、また訂正しようと思います。とりあえず今回は私の願望を反映してみました。笑

宙組は学年的には瑠風が2番手という方が自然かなと思ったのですが、私的に桜木・瑠風の並びが正直あまりピンと来ないんですよね。

ということで、オーシャンズ11あたりから謎の扱いの良さを見せ始めた和希に2番手を当ててみました。「壮麗帝」はこの2人の並びをチェックする目的もあったのかな、なんて思っています。

結構我ながらいい感じに予想できたかなと思っているのですが、気になるのは星組と宙組は生え抜きばかりになってしまっていること。星組・柚希時代に2番手、3番手ともに生え抜きだった期間があるのであり得なくはないんですけどね。いずれ星と宙は誰かしら組替えでトレードしそうな感じがします。

おわりに

長々と検証してきましたがいかがでしたでしょうか?ここまでコロナのことを一切考えずに、通常通りの公演が出来ていた場合を考えてきましたが実際にはこの予想から3ヶ月~半年後ろにずれ込むのではないかと思います。

帳尻合わせで5作の予定の人が4作に、ということも充分あり得ますよね。そろそろ公演再開に向けて動き出すと思うのでまたスケジュールが出たら加筆訂正したいと思います。

最後までおつきあい頂きありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう。

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zukacoto
宝塚が大好きな大学生。 初観劇は2006年雪組全国ツアーのベルサイユのばら。現在の贔屓は星組トップスター礼真琴さま。 プロフィール詳細はこちら

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