こんにちは、zukacotoです。
先日、宙組公演を東京宝塚劇場にて観劇したのですが…。今年、東京宝塚劇場がリニューアルして20周年ということで、この20年間の宙組公演のポスターが展示されていました。
色々とポスターを見ていたら懐かしくなって…。いい機会なので宙組さんとの思い出を振り返ろうかなと思います。
完全に自分用の記録ですが、もしご興味あればお付き合い頂けたら嬉しいです。それではスタート!
私の宙組観劇記録
まずは、私が観劇した宙組公演をまとめてみました(映像で拝見したものは除く)。
- 維新回天!竜馬伝ー硬派・坂本竜馬Ⅲー/ザ・クラシックーI LOVE CHOPINー(2007年)
- バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!(2007年)
- Paradise Prince/ダンシング・フォー・ユー(2008年)
- 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA(2012年)
- 白夜の誓いーグスタフⅢ世、誇り高き王の戦いー/PHOENIX宝塚!!ー蘇る愛ー(2015年)
- 王家に捧ぐ歌(2015年)
- エリザベートー愛と死の輪舞ー(2016年)
- 天は赤い河のほとり/シトラスの風ーSunriseー(2018年)
- El japonーイスパニアのサムライー/アクアヴィーテ!!~生命の水~(2020年)
- アナスタシア(2021年)
全部で10作品でした。宙組初観劇が2007年のわりには意外と少なかったかも!?
特に、大空祐飛さん時代の宙組を1作品も観劇できていなかったなんて、自分で自分にびっくりしています。”ゆひすみ”コンビのはじまりでもあった花組版「銀ちゃんの恋」を観たことがあったので、勝手に観たつもりになっていました。笑
でも、宙組だけで10作品ってことは5組合わせたらかなりの数にはなるってことか。
実は筆者はまだ学生の身。自分で稼いだお金で観劇するようになったのはつい最近のことなんです。宙組に限った話だと、自分でチケット代を払ったのは先日の「アナスタシア」が初めてのことでした。
幼い頃からちょくちょく観劇に連れて行ってくれた母には本当に感謝しかありません。
宙組との思い出
ここからは、それぞれの作品について思い出を少しお話したいと思います。
維新回天!竜馬伝ー硬派・坂本竜馬Ⅲー/ザ・クラシックーI LOVE CHOPINー(2007年)
貴城けいさん、紫城るいさんのお披露目公演であり退団公演でもあったこの公演が私の宙組デビューでした。
お昼くらいにたまたま劇場の前を通りかかったらね、まだA席のチケットが残っていてそのまま15時半だかの公演を観劇したんです。びっくりししゃうでしょ!?
今じゃチケットカウンターを覗くなんてこと全くありませんけど、そんな感じでふらっと立ち寄って観劇できる時代もありました。
公演の内容で言うと、貴城けいさんの♪風雲に生きるという曲が好きで未だにスマホに入れているくらい。
ショーの♪I Love Chopinという曲も耳に残っています。もう随分前なんで内容は全然覚えていないんですけどね。笑
バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!(2007年)
これは確か全ツ版を観た気がします。
バレンシアの熱い花の記憶があんまりないのですが、陽月華ちゃんのイザベラが美しかった印象はあります。あ、でも大和悠河さんと陽月華ちゃんが♪愛している~愛している~って歌ってたのは覚えてる。
ショーも内容全然覚えてないけど、主題歌♪宙 FANTASISTA!!は未だに歌えます。
宝塚の作品、だいたい主題歌で覚えてるみたいなところがあります。笑
Paradise Prince/ダンシング・フォー・ユー(2008年)
これはめちゃくちゃ記憶に残ってる!
というのも、Paradise Princeが大好きで、観劇後にDVDを買ってもらってめちゃくちゃ観まくってた時期があったんですよ。
現代劇だったこともあり、大和悠河さまと陽月華さまのビジュアルの良さがすごく引き立っていて!あれ以上のビジュアル神コンビはいないんじゃないかと個人的には思っています。
後の花組トップスター・蘭寿とむさんをはじめ、元星組トップスター・北翔海莉さんや元雪組トップスター・早霧せいなさんもご出演と今思うと豪華な公演でした。
公演の内容は、ざっくり言うとアニメーションを作るぞ!っていうお話なんですけど、この頃ではまだ珍しかった映像を使って頑張っていたのも記憶に残っています。
今では映像演出が当たり前になっていますが、当時からしたらすごく革新的に見えました。同時期に上演された星組公演「エル・アルコンー鷹ー」でも映像が使われたりと、宝塚にとっても挑戦の年だったのではないかと思います。
銀河英雄伝説@TAKARAZUKA(2012年)
大和悠河さんの次にトップになった大空祐飛さん時代を全く観れず…。
私が再び宙組を観劇したのは凰稀かなめさん、実咲凜音さんのトップお披露目公演であるこちらの公演でした。
私の母が凰稀さんのファンで(と言ってもお茶の間ライトファンですが)、雪組時代から「この人はトップになる!」と言っていたので私も何となく一緒に応援してきた方でした。
かっこよかったですよね、ラインハルト様!
金髪に青い目があんなに似合う人います!?ちょっぴり影のあるところなんか、凰稀さんの持ち味にすごく合っていて大好きな役です。
そして、この公演で私はキルヒアイスを演じた朝夏まなとさまに堕ちました。ラインハルト様にひたすら尽くす姿に涙止まらず…。凰稀かなめさまと歌う♪フレイヤの星はすごく大好きな曲です。
曲で言えばみりおん(実咲凜音)が歌う♪蒼氷色(アイス・ブルー)の瞳も心に残っています。
Blue Blue Ice Blue
その瞳の輝きは
人の心を見抜いてなお きらめきを失わない
ここのフレーズが、みりおんの透き通った綺麗な声と、曲調と、歌詞とがぴたりと合っていて大好きなんです。
この後、みりおんはあまり役に恵まれず不憫でしたが、ヒルダ役は少なくともいい役だったなと思います。
白夜の誓いーグスタフⅢ世、誇り高き王の戦いー/PHOENIX宝塚!!ー蘇る愛ー(2015年)
凰稀かなめさんの退団公演でした。
…が、お芝居は駄作だったよね正直。みりおんの扱いがまたかわいそうで、どちらかというと伶美うららちゃんの方がヒロインっぽくて「なんだコレは?」となった記憶です。笑
とは言え、かなめさんの美しさを堪能できた作品ではありました。
ショーはかなめさんの芸名を冠したものになっていて、ザ・退団公演という感じだった気が。
大階段を使った場面が多かったのと、パレードで2番手・朝夏まなととトップ娘役・実咲凜音がお二人でエトワールを務めたことが印象に残っています。
王家に捧ぐ歌(2015年)
朝夏まなと&実咲凜音新トップコンビのお披露目公演となったこちらの作品。
これ以前に映像で初演の星組版を観たことがあって、湖月わたるさんの男役としての”大きさ”と、安蘭けいさんの美声と、檀れいさんの類い稀なる美貌にただただ圧倒された記憶があったので、これを宙組でやるのかと楽しみ半分、大丈夫かなと心配な気持ちもあったのですが…。
すごくよかった!!
まあ様(朝夏まなと)の歌もめちゃくちゃ成長してて、♪世界に求むとかめちゃくちゃ感動した思い出があります。
何より、今まであまり役に恵まれなかったみりおんがアイーダという役に巡り会えたことが嬉しかったなあ。
エリザベートー愛と死の輪舞ー(2016年)
これは母と観に行ったんですけど、1幕終わってお手洗いの列に並んでいる時に…。
「…ねえ、すごかったよね。」
「うん、すごかった…。」
こんな会話をしたのを覚えています。
正直、最初はあんまり期待していなかったんですよね。まあ様も宙組に来てから歌唱力がぐんぐん伸びていたけど、歌ウマと呼べるかというとそこまででもなかったし。
みりおんの歌が上手いのはわかってたけど、どんな感じになるのかは想像できてしまっていた。ゆりかちゃん(真風涼帆)がフランツというのも「???」でしたし。
…それが、全てを超えてきたんですよ、皆さんが。
びっくりした。まあ様は歌唱力の向上っぷりにもびっくりしたけど、エリザベートを誘うあの妖しい手の動きが忘れられない。
みりおんも想像以上にエリザベートが似合っていて、ちゃんと「人生」を感じるエリザベートだった。ちゃんと年が経っているのを感じたというか。
1番期待してなかった(失礼)、ゆりかちゃんのフランツにもびっくり。持ち前のビジュアルを活かしたボンボン感がめちゃくちゃに”フランツ”だった。
そんなこんなで今までエリザベートは何パターンが観てきましたが、総合的にかなりレベルの高いエリザベートだったと個人的には思います。
天は赤い河のほとり/シトラスの風ーSunriseー(2018年)
現トップコンビ・真風涼帆&星風まどかのお披露目公演です。
お芝居はベタベタにベタな少女漫画原作物でしたが、きゅんきゅんせずにはいられない!
まどかちゃん演じるユーリのお転婆っぷりと、それを見守るゆりかちゃん演じるカイルの包容力。キキちゃん(芹香斗亜)演じるラムセスもかっこよかった。
同じような話で「王家の紋章」という少女漫画があって、帝劇で何度かミュージカル化されているのですが、こちらもいつか宝塚でやって欲しいなと思っています。
El japonーイスパニアのサムライー/アクアヴィーテ!!~生命の水~(2020年)
これはとにかくまどかちゃんにびっくりした思い出!
トップお披露目の「天は赤い河のほとり/シトラスの風ーSunriseー」はまだ可愛らしい印象が強かったけど、顔つきがすごく変わっていてびっくりしました。
立場が人を成長させるってこのことかと。
特に、アクアヴィーテ!!のプロローグが終わって、まどかちゃん中心にもう一度主題歌を歌う場面があったのですが、その力強い歌声にすっかり虜になってしまいました。
同時期にNHKで放送されていたものではウインクなんかしちゃったりして。
ズッキューン!
ですよ。以来、まどち大好きマンになっている私です。
アナスタシア(2021年)
最後に現在公演中の「アナスタシア」。
まかまどコンビの集大成と言うにふさわしい、素晴らしい公演だったと思います。詳しくはこちらで感想を書いているのでよければ併せてお読み頂ければと思いますが。
世界観が本当に美しくて、映像から舞台セットからとにかく目が楽しかったのと、宙組のコーラス力を感じた作品でした。
そして、まどち大好きマンの私にとってはまどちの歌が沢山聴けて幸せでした。
これからの宙組
これから宙組は潤花ちゃんをトップ娘役として迎え、新たな体制が始まることになります。
貴城けいさん時代から、大和悠河さん、大空祐飛さん、凰稀かなめさん、朝夏まなとさん、真風涼帆さんと拝見してきて思うのは…。
宙組のよさはやはり多様性があるところではないかと。その時々のトップスターさんの色によって全く雰囲気が変わるのが面白いなと思います。
最近はトップスター・真風涼帆の進退や、芹香斗亜の2番手歴の長さ、3番手・桜木みなとは宙組悲願の生え抜きトップスターとなれるか等々、何かと人事面でも話題になることが多くなりました。
この辺りにも注目しながら、新たな船出を迎える宙組さんをこれからも見守り応援していきたいなと思います。
ただただ、私個人の思い出を語るだけになってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。それではまた。
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ちなみに…。こんなページが宝塚公式HPにあるのを見つけました(今更気付いた)。宙組の歴代トップスター・トップ娘役の皆さんが掲載されていますよ~!